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Posted by ブクログ 2022年02月03日
今期、沼野先生のご担当される授業を取っていた。
人文コースの学生である私は、国文学をやりたくて大学に入学したのだけれど、それだけを勉強しているわけではなくて、『世界文学』として色んな国の文学に触れた。沼野先生のお授業は、ヨーロッパの近代文学。ロシア文学を読み解いてくださった。中学高校で読んで『もう...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月10日
再読です。
最近、日本のエンタメ系小説ばかり読んでいて、世界の古典名作や純文学を全く読めなくなってしまったのでリハビリになるかと思って読みました。
2012年に、初版を買って読んだ時は感じなかったのですが、9年たって読むと情報が若干古くなっている気はしました。村上春樹の『1Q84』が大ヒットしている...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月29日
世界文学の読書案内として手に取ったが、対談の中で、日本の作家も多く紹介されていて、期せずして、今まで食わず嫌いでいた、現代日本の作家や、ドストエフスキーや、夏目漱石などの古典小説を読んでみようかな、と思うきっかけになった。
対談形式のため、読みやすくはあるが、あまり本を読んできていなかったので、作...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月29日
対談としてはかみ合っていない。進行役の沼野氏が話しすぎ。これならば、沼野氏の単著として構想した方がよりよい本になったのでは。
だからといって、内容に眉をひそめる部分があるとか、得るものがないという訳ではない。
対談者を生かし切れていないのでは、という残念さが残った。
最後の亀山氏は良かった。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月04日
文学とは何か、これからの文学は、文学の楽しみ方……と多岐にわたる文学講義は、元々中高生向けに開かれた(らしい)イベントでの講義を本にしたものだから、たいへん親切で読みやすく、こちらの視界を自然に広げてくれて面白い。読書案内としても良質。知らない作品に興味を持つのはもちろん、村上春樹は食わず嫌いだった...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月08日
面白くないわけではないのだが、毎回開幕の沼野氏の1人語りがやたらと長い。
導入の語りを相手側が消化しきれないまま、ちょっとつまむ程度で進む感じなので、その長い語りは必要だったのか?となってしまう。
最後の亀山氏との対談が一番面白かった。
こちらもやたらと話が前後して、あまり噛み合ってる感じはないの...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月15日
『世界は文学でできている』
沼野充義
つまり、世界文学というのは、私が、あなたが何をどう読むのかだということなんです。突き放した言い方に聞こえるかもしれませんが、最初から与えられたリストに従って「これだけは読まなきゃ」と時部を縛りながら読むのではなく、読みたいものを夢中になって読んでいるうちに、次...続きを読む
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