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日本はアジアから嫌われていない! 20年以上、アジア各国で支援と交流を続けてきた著者が見た、アジアと日本の真実。7000人が「いいね! 」著者の大人気フェイスブックを待望の書籍化! 本のソムリエ清水克衛氏(書店「読書のすすめ」店主)も絶賛!
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Posted by ブクログ
wada cafeに著者が出ていて読みたくなった。 文体に多少癖はあるのが残念だが、日本人であることに誇りを持てるようになる本だった。 帝国陸軍と土人の話や、天皇陛下の話など、涙なくして読めない。こういう話を右翼とか右とかまとめてしまう風潮はいかがなものかと思う。 自国の歴史を「国史」ではなく...続きを読む「日本史」というのは日本ぐらいだとか、そういえばそうだ。 そもそも、この前のポール・マッカートニーにしろ、多くの外国人アーティストが日本公演は行うが、近隣国でコンサートをやらないのはなぜなのか。経済力だけではないのだろうと思う。 今日までの日本を作ってきてくれた先達に感謝したくなる。そして、これからも、勤勉でまじめな先達を見習い、日本の良さを受け継いでいきたいと思う。 [more] (目次) 【第1部】 アジアの人たちが教えてくれた本当の日本 第1章 「なんでアジアの人たちが日本を恨んでいるなんて思うんですか?」――カンボジア 第2章 「日本はただ一人、白人たちに戦いを挑んだ」――スリランカ 第3章 「それでも日本を愛しています」――パラオ 第4章 「自分の子供たちは、必ず日本へ留学させる」――ミャンマー 第5章 「日本のように頑張れば、必ず豊かになれると信じている」――ネパール 第6章 「オッチャン、学校を造ってくれてありがとう」――ラオス 【第2部】 日本はなぜアジアの国々から愛されるのか 第7章 アジアの人たちから尊敬される日本 第8章 なぜ日本人は「アジアから嫌われている」と思うのか? 第9章 「日本人って何ですか?」 第10章 仁義ある戦い――東日本大震災と自衛隊 第11章 日本国民のために――天皇
2014年一冊目。 読書のすすめにて購入。 日本の歴史を知らない自分が恥ずかしいと思った。今ある生活は先人の方が築き上げてくれたものだ。 命をはって、人のために行動してくれたからだ。 日本人は他国からも好かれている。マスコミはあまりそのような報道はしないが、池間さんの話を聞くとそう思える。 ...続きを読む もっと日本に誇りをもって、人の役に立つ仕事がしたいと思った。 そのためには勉強。やることはいっぱいある。死ぬまで勉強だ。
カンボジア、スリランカ、パラオ、ミャンマー、ネパール、ラオス…への支援を通してその国々に住む人々と触れ合た著者は「日本はアジアの国々から愛されている」と確信をもった。 逆に、日本人はアジア諸国から嫌われていると感じている。その背景には様々な要因があるが、きっともう一度自らの国の歴史をきちんと学び直す...続きを読むことが必要なのだと思う。一方通行の歴史ではなく、あらゆる視点をもった歴史を。
表紙の女の子をはじめ、アジア各地の子どもたちの表情が美しい。大人たちの話を真剣に聞くミャンマーの子どもたち、母親代わりに妹を育てるカンボジア少女の溢れんばかりの笑顔。この本は、日本人としての誇りを持たせてくれるとともに、反対に私たち日本人が忘れてしまった大切な心を思い出させてくれる本でもあると思う。...続きを読む 『日本人が知らない日本の偉人』のコラムにも感動。日本人として学ぶべきことが詰まっている一冊だ。
学校で習った自虐史観は真実とはかけ離れていた。 本書を読み終え、そのことを強烈に感じた。 アジア各国で長年支援活動を続けている著者の言葉はとてもリアリティがあり、胸が熱くなる。
「日本史」というのがそもそも間違い。「国史」というべき。もっとも。 我々日本人は歴史を知らなすぎる。すぐ右翼だどうだと叫ぶやからがいるがどうかしている。 日本人はもっと自信を持つべきだ。
「日本の常識は世界の非常識」そんな論調で日本の変わったところ、よくない面を指摘する人が多いなか、日本の良い面・素晴らしい面を思い出させてくれる。悪く捉えれば楽観過ぎ、嫌な面を見ないようにしているだけ。でも、良い面も悪い面もバランスよく知ることが大事なんじゃないだろうか。
父が読んでなかったから読んでみました。 この本は読む人によって印象が違うと思います。 本は時に嘘をつく。著者が聞いた話が本当かどうかを確認する術はないですが、私としては本当だと信じたいです。 ただ、1つ気になったのは、日本を美化し過ぎている感じがしたこと。 前の方も書かれていましたが、1番と言う表現...続きを読むが多く見られ、他国と比較していることがあったのも評価が少し下がりました。 事実、マレーシアの歴史の教科書では、こう書かれていることを著者は知っているのでしょうか? 『歴史の中のマレーシア (中学2年用の教科書) 日本の勝因 (1~4略) 5 現地の人々の協力ー現地の人々の多くは、日本のスローガンを信じた。日本は自分たちが「アジアのためのアジア」のために戦っているんだと言っていたのだ。これは、日本がヨーロッパ人を追い出してアジアの国々を開放したいと言う意味である。多くのアジア人は、日本を開放者だと思った。日本が進出してくることに、地元住民の激しい抵抗はなかった。日本の進出の後になってようやく彼らは日本に抵抗し始めた。…… 日本によるマラヤ(イギリス領マレー諸島)支配 日本軍政府ー日本は、マレー人解放獲得への期待を裏切った。日本人はマラヤをまるで自分たちの植民地であるかのように支配した。今度は彼らがイギリス人の座をうばったのだ。日本の支配はイギリスよりずっとひどかった。』 これが全て正しい表現だと私は思わないけれど、教科書に書かれていることだし、一概に嘘であるとも言えないと思います。 この本を全てそのとおりだと思うのは、アジアの人々に対する侮辱ではないかと思った。
正直、多少の抵抗を持って読み始めた。 タイトルのように、そんなに手放しで「愛されている」と言ってしまって良いものかという、穿った見方というか自虐史観から抜け切れないというか、そんなところがあった。 著者自身、沖縄で生まれ育ち、自虐史観に支配されていたのだと言う。それが、実際に海外に出て色々な人々に接...続きを読むしている内に、考えが変わってきたのだと言う。体験に基づいた丁寧な経験の列挙が非常に説得力があり、引きこまれて読み進めた。 歴史の授業でも習わず、マスコミも報道しないが、実はこれは日本がやっているのだ、これは日本人だったのだ、という誇らしい事実が次々と列挙され、自分の無知を恥じ、日本人であることを誇りに思うと同時に、日本という国・文化を作ってくれた祖先に無知という仇の返し方をしていることが申し訳なく思った。 以前から、特亜にばかり反応せず、親日であるアジア諸国に目を向けないのは 各国の方々に対して失礼であると思っていた。 学校の授業でも特亜ばかりで、親日の思いを抱いてくださっている国々の国名すらあやふやにしか 把握していない人というのは多いのではないだろうか。 カンボジアの故シアヌーク前国王は日本の敗戦後昭和天皇を励ましに来た初めての国王で、日本への戦後賠償請求を放棄したこと。 プノンペンの水質管理、水道施設を援助しているのは北九州市という事実。 1951年のサンフランシスコ講和会議で、スリランカ代表ジャヤワルダナ氏が 対日賠償請求を放棄し日本を国際社会の一員として受け入れるよう訴えたこと。この演説は日本に対し厳しい制裁処置を求めていた一部の戦勝国をも動かしたと言われる。 ペリリューの人々は「日本兵」の墓、石碑などを大事にし、守り通してくれていること。 それは戦争末期のエピソードにも関連する。 アメリカ軍がいよいよ押し寄せてくるという時に 島民は日本軍と一緒に戦おうとしてくれたと言う。 すると「土人と一緒に戦えるか」と中川州男(くにお)守備隊長に一喝され全員避難船に乗せられたと言う。酷いことを敢えて言って島に残らせなかった。戦闘に巻き込まない為の一芝居だったという。 この戦いは長くて3日と思われたが73日間持ち堪えた。洞窟にこもりゲリラ戦を行った。 鬼畜米英の意味とは。植民地になればどんなことになるか。わかっていたから、守る為に戦った。 2012年の台風では、80年前に建てられた旧日本軍発電所跡などがびくともしなかった。以前から強風が吹いたら日本人が造った建物へ逃げ込めと村人には言い伝えられていた。 学校建設などを依頼している他国の建築技師が、 「日本の卓越した技術は、もちろん素晴らしいが、もっとすごいのは決して手を抜かないことです。その誠実さこそ日本のすごさです」と感服していたこと。 『鼻高々に天狗になれというわけではないが、知らなければ善意を向けてくれた人々に申し訳ない。 パラオは世界有数の親日国である。にもかかわらずパラオの歴史を多くの日本人は知らない。これでいいのだろうか。反日国を大事にし、親日国を粗末にするのは間違いだと思う。 日本人の目が向く国はアメリカ、中国、韓国がほとんど。日本を愛する親日国のことは知らない。どうか南洋諸島の人々のことを学んでほしい。大事な親日国に意識を向けていただきたい。』 全くもってそのとおりだと思う。 日本人の特性にも改めて感銘を受けた。 外国では地域や部族が戦争に敗れると、王様や上層部は異国に亡命したり安全地帯へと逃げ、庶民は虐殺されるか戦争国の奴隷となることが多い。 日本は、殿様が責任を取って腹を切り、庶民はこれまでどおりの暮らしを続けた。 現代で言うと、自動販売機は道に落ちている金庫なのに、誰も奪おうとしない。 格子や鉄条網のない剥き出しの窓ガラスという無防備な状態が普通であること。 幕末の日本を訪れた外国人たちが、鍵もかけず扉すら締めず 現金を財布にも戸棚にも入れないむき出しのままで放置しても 一度も盗まれたことがないと口々に言っているのだが その国民性は今も失われていないのだと思った。 "戦争は良くない。当然のことである。でも圧倒的な戦力を有するアメリカ軍に、当時の日本兵は、どのような思いで戦いを挑んだのであろうか。なぜ、ここまで命を捨てて戦ったのであろうか。" "当時は「植民地になるか。植民地にするか」の二者択一しかなかった。幕末から明治、大正にかけての戦い。昭和初期の、敗れたとはいえ、恐ろしいほどの劣勢の中で戦い続けた日本人。" どれほど追い詰められて、どれほど国のためを思って 開国し、国力を養い、開戦にまで至ったのか。 近頃歴女などという言葉も生まれ どうも幕末が特にもてはやされているように感じる。 誠や玉砕の悲しい話が美談として語り継がれるが 何故第二次世界大戦は美談として語り継ぎ、ファンが出てこないのか。 自虐史観のせいも多分にあるだろう。 また、近い時代だというせいもあるかもしれない。 暴力はよくない。が、理由は大事。正当防衛も暴力とされたら何も守れないのだ。 自分は幕末の歴史を個人的興味で学んでいる最中だが 『江戸末期から明治の侍や完了たちは、したたかで偉大だったと敬服する。』 という件にも非常に同意する。 お人好しなだけでなく、強かに時には方便も使い 国益の為には時には強気に出ることもあった幕末の武士階級の人々。 国を、民を守る為。 あの志を、今こそ幕末から近代史までの正しい歴史を学びなおして 今一度心に刻むべきだと思うのだ。
思っていた以上に真摯な記述。 自虐史観な教育のせいだろうが、いくつか知らなかった事実もあった。 その1つは大正時代、国連に「人種差別撤退提案」を出したこと。これにアメリカ、イギリスなどが反対し、賛成多数だったのに議長の米国大統領が「全会一致でなければならない」と否決してしまったという事実。 ところど...続きを読むころに挿入された「日本が知らない日本の偉人」はほとんど知らない人と偉業だった。 日本の自虐史観はいつまで続くんだろうか?弱腰外交と進駐軍製の憲法等、次の世代は正しい知見を持って欲しいと思うし、そうなるよう、われわれも力を貸したい。 今の壮年以上の連中はもう無理だろうから。
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池間哲郎
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