東京ゲスト・ハウス

東京ゲスト・ハウス

495円 (税込)

2pt

アジア放浪から半年ぶりに帰ってみると、変わらないはずの恋人は、別の男と暮らしていた…。なんとか僕は、旅先で知り合った女性の一軒家に転がり込む。だがそこは、行くあてのない人が一時的な共同生活をおくる、旅の途中のゲスト・ハウスのような場所だった。旅の終わりを探す、直木賞作家の青春小説。

...続きを読む

東京ゲスト・ハウス のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月21日

    コメダ珈琲にて2時間で一気に読めた。それが非常に嬉しい 主人公の素性が出ないけど何故だろうか。また逃げ出すのが暮林さんとか そっちかい思います

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月21日

    角田光代の本は好きでよく読むけど、これが一番好き。旅をしていたことがあるっていうのもあって、すごく共感する部分があったし、旅なんてしていなくても、すごく分かる部分があるんじゃないかなって思う。
    この本出てて来る「純度100%」と言う表現がとても心に深く刺さった。
    自分にはいろいろな自分に変化できる自...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    旅の途中のゲストハウスのような空間で繰り広げられるドタバタは、あの名作、谷恒生の『バンコク楽宮ホテル』や続編『カルカッタ大真珠ホテル』を彷彿とさせる退廃感が溢れていました。

    帰国しながらも、旅の終わりを探し続けるどことなく物悲しい主人公の心情には、小林紀晴や本樹文生の世界観もだぶりつつ、僕は実は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月18日

    旅が終わったけど終わっていない、宙ぶらりんな感じ。折り合いたい現実との狭間でのモヤモヤ、時にだらだらと過ぎゆく日々、その中で少しずつ気づいていくことがあったり、また立ち戻ったり。そんなモラトリアムな描写がちょっぴり苦い記憶を呼び覚ますように続くのが、ある意味でこの本の魅力かも知れない。

    旅に出る、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年06月24日

    角田さんの小説を読むのは久しぶりです。

    旅をする人は大なり小なり旅をする自分にどこか資格のようなアイデンティティを感じているのでしょう。
    社会の歯車になれないのではなく、ならないだけだというような。
    その感情を持った一人一人が小説の中で人間として生き生きしているので飽きずに読めました。
    いってきま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月31日

    この人は私にとって当り外れがあるのですが、この作品は当りの方でした。
    普段の生活に疲れ、自分探しの放浪の旅に出て、結局は自分を見失う旅になってしまった青年。東京に帰ってきても、ゲストハウスもどき暮らし。そこは、どこか旅の続きのよう。どこで旅を終わらせれば良いのか判らなくなった彼は。。。
    結局は地に足...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ずーっと3分の2くらいの所あたりで読まずに置いてあって、タイ帰国後にまた読んだ。
    バックパッカーが、放浪帰国後も日本で同じようにゲストハウスでぐーたらして、
    そこで感じた人との繋がり方や旅で感じたものを主人公目線で書かれている本。

    バックパッカーの元彼を思い出した。
    なんか最後の3ページが自分の昔...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月15日

    角田さんってなんか大きな事件とか特に起きない、誰かの日々を書かれるよなと改めて

    そしてここで描かれてる日々と心境は少し前の自分と重なって、その延長にある今の自分だからこそ、この話のもう少し先が読んでみたかった

    アキオはこの先どうやって生きていくのかな
    5年後のアキオと高円寺の小汚い居酒屋で飲みた...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月12日

    アジアを放浪する日本人バックパッカーが集まってくる東京のゲストハウス風木造一軒家を舞台にした物語。設定はとても面白いがそれぞれの登場人物の描き込みは薄い。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月20日

    なんか面白そう!と期待したけど大して面白くなかった笑 短くて良かった、くらいしか感想がない。。

    バックパッカーをすると確かに日本の便利さや清潔感、食の美味しさに感動する。その後「海外はこうなのに、全く日本は」みたいな謎の優越感に浸ったりもする。でも2,3週間もたてばすっかり日常生活に戻り、久々に会...続きを読む

    0

東京ゲスト・ハウス の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

河出文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

角田光代 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す