足軽目付犯科帳 近世酒田湊の事件簿

足軽目付犯科帳 近世酒田湊の事件簿

792円 (税込)

3pt

3.7

庄内藩酒井家の所領である酒田は、蝦夷地や京・大坂を結ぶ海運の要地。大小様々な船の出入りで賑わい、豪商たちの蔵が建ち並ぶこの町の平穏は、本書の主人公、足軽目付たちによって守られていた。彼らが書き残した厖大な記録『御用帳』から、その活躍ぶりをうかがい知ることができる。本書は、盗難や殺人、詐欺、汚職から見世物興行まで、興味深い記事を選りすぐって紹介。近世湊町の雰囲気をいきいきと今に蘇らせる。

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足軽目付犯科帳 近世酒田湊の事件簿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年03月29日

    北前船で栄えた山形・酒田において、江戸時代を通じて置かれた足軽目付が記録した街の風俗や事件。当時の様子が生き生きと伝わってきて面白い。こそ泥が度々出て追放処分にする話、出奔した武家の娘が自殺して見つかったあとの対応など。足軽目付の引き継ぎのような意味を込めた帳面だからこそ、感想など、正式な記録ではな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    江戸時代の庄内藩酒田湊(山形県酒田市)の話である。

    犯科帳なので、当時の犯罪の話が出てくるのだが、その盗品は莫大な金品ではなく、「古着1枚」「米1升」「古鍋」など、非常につましいものばかりだ。酒田湊は付近でも栄えた場所にしてこれだから、当時の日本人全体がいかに貧しかったかが思い知らされる。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月03日

    [ 内容 ]
    庄内藩酒井家の所領である酒田は、蝦夷地や京・大坂を結ぶ海運の要地。
    大小さまざまな船の出入りで賑わい、豪商たちの蔵が建ち並ぶこの町の平穏は、本書の主人公、足軽目付たちによって守られていた。
    彼らが書き残した厖大な記録『御用帳』から、その活躍ぶりをうかがい知ることができる。
    本書は、盗難...続きを読む

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