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Posted by ブクログ 2009年10月04日
21世紀におけるマルクス主義。
グローバリズムは「労働者の国際連帯」の契機である。
マルクス主義は「国際的に連帯」することで初めて意味を持つ。逆に一国だけの連帯では、新たな差別を生むだけであるのだ。
「共産主義」とはあらゆる階級が融和した社会である。資本主義は「内部」と「外部」の関係で成り立つので...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月09日
色んなマルクス解釈を読みたいと思って、手にとったのがコレでした。
今まで読んだマルクス関係の本で一番読みやすかったです。新書でもわかりにくいのはわかりにくいけど。
的場さんの考案する21世紀型マルクス。
面白かったです。
この本を読んでも、他のマルクス研究の本を読んでも、マルクスの言う幻想...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月07日
21世紀の東京にマルクスが現われたら、グローバル資本主義の跋扈と自分の思想の凋落について、どのように考えただろうか、という導入がおもしろい。
元来マルクスは、イギリスを中心とする世界市場を前提として資本主義の考察をおこなったのだが、19世紀後半になって、マルクス主義はマルクスの思想を、国民国家を準...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月12日
税金上がってきたし、所得も横並びになってきたし、
これ、マルクス勉強するしかなくね?
との思い出購入した本。
資本主義はひたすら回りに敵を作り、その敵から資本?を搾取することで成長していくんだけど、搾取する対象が減ってきたり、今まで搾取してた国も搾取する側に回ったりと、資本主義に翳りが出始めた...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月23日
もしマルクスが現代に来ちゃったら現代の諸問題をこう考えるだろうって始まり方だったのにそれは最初だけだったのが残念です。
的場さんの視点からマルクス主義とは、その現代における意味とは、を解説した感じで、そこまで新鮮さはなかったです。ただアメリカに共産コロニーを作ろうとしていたいわゆる粗野な共産主義や、...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月08日
[ 内容 ]
民族、宗教、家族、二極化、戦争…。
19世紀の「あの人」が解く21世紀の超難問。
[ 目次 ]
序章 マルクス、二一世紀の東京に現わる
第1章 「二一世紀型」マルクス主義とは?
第2章 世界についてどう考える?
第3章 民族や宗教についてどう考える?
第4章 「他者」についてどう考え...続きを読む
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