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Posted by ブクログ 2016年01月22日
有名な「君の瞳に乾杯!」という名せりふの英語は何か知っていますか?本書の冒頭に答えが載っています!
数々の映画の字幕を作ってきた著者が語る字幕制作の現場は、様々な問題があって、面白くて、笑えます。そして映画そのものと同じくらいドラマがあって時に感動するほど、真剣です。
その熱い語り口に、翻訳を超...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月04日
どこかで誰かに「おもしろい」と言われたのだったか、書評を読んだのだったか。気になりつつ読まずにおいた自分が恨めしい。
1秒4文字という制限でいかに最大数の観客に台詞のエッセンスを伝えるか…。字幕なしで映画を観られるほどではないけれど、常に耳で聞こえた英語と字幕を比較してしまう癖がついている。「うまい...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月20日
映画の字幕技術も、日本は突出しているらしい。数秒の間で読みとれ、かつオリジナルの意味を損なわないように表現される字幕は、たしかにすごいと思う。1秒4文字までだそうですよ、文字数。
びっくりしたのが、字幕翻訳の納期がかなり短いらしいこと。1週間ならいい方で、時には3~4日で納品してしまうこともある...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月05日
もしあなたが翻訳(特に映像関連)に興味があるのであれば
ぜひ読んで欲しい本。
翻訳家のエッセイにありがちな単なる自慢話にならず、
たんたんと筆者が経験した翻訳上のよもやま(+苦労)話を
分かりやすく書いてあるので、とても勉強になるし共感できる。
翻訳自体に興味がなくても、吹き替えや字幕と言語の違...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月10日
・新書の中でも表現がわかりやすく、中学生でも読みやすい。
・字幕映画の裏側を初めて知った。字幕屋が、元の言語の表現により近い表現を選びつつも、字数制限や配給会社の要求に従わざるをえない状況。
ヒットのために表現を捻じ曲げ、「涙、感動、泣ける」と歌って観客を呼び込むこと。それにまんまと乗せられる観客...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月23日
文字制限のある字幕作成の苦労と、昨今のおかしな日本語について、そして、字幕屋として吹き替え版映画の台頭を憂うお話。
ロシア文学を専攻されていた方だからか、米原万里さんと同じニオイがする。実は真面目な話なのだけれど、面白くサクサク読める。
私は映画俳優さん達の肉声や息遣いを聞きたいと思うので、“字幕...続きを読む
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