字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

693円 (税込)

3pt

映画字幕はいかにして作られるのか――。学校のテストでは100点の翻訳も、映画字幕では0点になるセリフとは? 「映画界の影武者」による、抱腹絶倒の初告白。

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字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年01月22日

    有名な「君の瞳に乾杯!」という名せりふの英語は何か知っていますか?本書の冒頭に答えが載っています!

    数々の映画の字幕を作ってきた著者が語る字幕制作の現場は、様々な問題があって、面白くて、笑えます。そして映画そのものと同じくらいドラマがあって時に感動するほど、真剣です。

    その熱い語り口に、翻訳を超...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月03日

    期待した以上に面白かった。それに大変勉強になりました。「1秒4文字」、元テレビ局にいたものとして、うんうんと思わず頷いてしまった。こうした仕事をなさっているせいか、文章も大変上手で、読みやすかった。

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    Posted by ブクログ 2014年02月04日

    どこかで誰かに「おもしろい」と言われたのだったか、書評を読んだのだったか。気になりつつ読まずにおいた自分が恨めしい。
    1秒4文字という制限でいかに最大数の観客に台詞のエッセンスを伝えるか…。字幕なしで映画を観られるほどではないけれど、常に耳で聞こえた英語と字幕を比較してしまう癖がついている。「うまい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月20日

    映画の字幕技術も、日本は突出しているらしい。数秒の間で読みとれ、かつオリジナルの意味を損なわないように表現される字幕は、たしかにすごいと思う。1秒4文字までだそうですよ、文字数。


    びっくりしたのが、字幕翻訳の納期がかなり短いらしいこと。1週間ならいい方で、時には3~4日で納品してしまうこともある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月05日

    もしあなたが翻訳(特に映像関連)に興味があるのであれば
    ぜひ読んで欲しい本。

    翻訳家のエッセイにありがちな単なる自慢話にならず、
    たんたんと筆者が経験した翻訳上のよもやま(+苦労)話を
    分かりやすく書いてあるので、とても勉強になるし共感できる。

    翻訳自体に興味がなくても、吹き替えや字幕と言語の違...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月12日

    軽妙洒脱な語り口調で、ドキリとするようなことを言い当てていて、
    読んでいてスカッとします^^
    私は各章でくすくす笑ってしまっていました。
    映画翻訳についても、ことばの遣い方についても、参考になりました。
    素人としても楽しめる一冊だと思います。

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    Posted by ブクログ 2013年05月23日

    とても読みやすい本でした。読みながら反省したり「そうそう」って同意したりしながら読みました。字幕の世界の話もおもしろかったです。字幕派ですが田舎のシネコンは最近吹き替えしかこない映画が時どきあるんです。その事情もしりました。字幕がなくなって欲しくないです。

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    Posted by ブクログ 2020年08月10日

    ・新書の中でも表現がわかりやすく、中学生でも読みやすい。

    ・字幕映画の裏側を初めて知った。字幕屋が、元の言語の表現により近い表現を選びつつも、字数制限や配給会社の要求に従わざるをえない状況。
    ヒットのために表現を捻じ曲げ、「涙、感動、泣ける」と歌って観客を呼び込むこと。それにまんまと乗せられる観客...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月18日

    字幕翻訳家の仕事と日常が垣間見れる。
    ・「ざる知識のススメ」に勇気づけられる。
    ・あきらめずに、すくい続けること。
    ・字幕の仕事として、とにかく速く正確な情報を得ることが大事。
    ・非英語圏の映画字幕翻訳が面白そう。

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    Posted by ブクログ 2019年01月23日

    文字制限のある字幕作成の苦労と、昨今のおかしな日本語について、そして、字幕屋として吹き替え版映画の台頭を憂うお話。
    ロシア文学を専攻されていた方だからか、米原万里さんと同じニオイがする。実は真面目な話なのだけれど、面白くサクサク読める。

    私は映画俳優さん達の肉声や息遣いを聞きたいと思うので、“字幕...続きを読む

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