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Posted by ブクログ 2017年12月09日
社会主義関係の本といえば、マルクスにしろ、エンゲルスにしろ、とても難しくて、とても読みにくい。
用語が難解なこともあるけれども、なんだかこれらの本には、現代史上の思想的・政治的格闘による怨念がとりついているようで、おどろおどろしいところがある。
ロシア革命の立役者であるレーニンの書物も、もちろんそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月25日
[なれの果てに]ロシア革命において主導的な役割を果たしたウラジーミル・レーニンが、第一次世界大戦中にチューリッヒにおいて脱稿した著作。資本主義が高度に発達すると独占が必然的に起こり、それが即ち帝国主義となることを主張し、社会主義や帝国主義を考えるに当たり大きな影響を与えた作品です。訳者は、身構えるこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
当たり前のことを、わかりやすく書いてあります。
ただ普段分かっているようなことでも、改めて気づかされるということがあります。なるほどそうだったのか!と思わせる文言もあります。
マルクスの「資本論」が資本主義を徹底解明しているものであると同様、レーニンの「帝国主義論」は資本主義が成熟した帝国主義を徹...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月09日
近代に誕生した資本主義は、形を変えて発展し続けて今でも存在する。レーニンがこの本で説いた「帝国主義」とは、金融の影響力が強まり、企業があらゆる面で独占したり、国内で余った資本を国外に輸出する資本主義である。そのため、産業資本主義のような自由競争はなされていないと言われる。このように、資本主義は発展...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月13日
帝国主義とは、資本主義の独占段階のことである。
さらに、1.生産と資本の集中、2.金融寡占が成立、3.資本輸出、4.資本家の国際独占団体が形成、5.列強による領土分割が完了、という五つの特徴を持つ。
これは自由競争から始まる資本主義の向かう姿であり、結果として、列強による戦争は避けられるものではない...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月31日
この本は今からおよそ百年前に書かれている
はずなのに、古臭さすら感じません。
そして、自国が富めるものになるためには
ただひたすらに外を侵略し、
そこから金の元を取らなければいけない時代。
そして富むものたちは…
そう思うとこの制度って
今の世界と全然変わりがないじゃないですのん。
100年近く...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月06日
【まとめ】
1860~1870年代、自由競争の支配する資本主義が驚異的な発達を遂げた。20世紀初頭、恐慌によって自由競争的な旧来の資本主義に代わって、生産と資本の集中化が徹底的に進む帝国主義が現れる。銀行は資本集中と取引高の増加を果たし、産業資本との融合を始め、実質的に産業に対する支配を強めた。帝...続きを読む
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