おれにはアメリカの歌声が聴こえる―草の葉(抄)

おれにはアメリカの歌声が聴こえる―草の葉(抄)

451円 (税込)

2pt

3.7

「おれはおれを祝福し、おれのことを歌う」若きアメリカを代表する偉大な詩人・ホイットマン。元気で、おおらかで、気宇壮大、あけっぴろげで、しばしば野卑でさえあり、当時としては猥褻と見なされて批判を浴びることも少なくなかった大部な詩集から、アメリカという国家のあるべき姿を力強く謳い上げた19篇を厳選収録し、原文も併録。自由と民主主義への魂の叫び!

...続きを読む

おれにはアメリカの歌声が聴こえる―草の葉(抄) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月25日

    自由の中にある規則性がある程度わかりやすく,情景が見えやすい。アメリカは何をもって独立したのか,本書の自由なスタイルから読み取れる気もする。

    抄訳+原文という形式は,ホイットマンに入門するにはちょうど良いだろう。

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月14日

    生に対して肯定的で大声で読みたくなるような詩集。
    自己主張が強すぎるし楽観的すぎるかもしれないけれど好きだ。
    特に好きなのは、恋人を植物にたとえて思い出すところ。
    すがすがしくて色っぽい。

    0

    Posted by ブクログ 2017年05月15日

    なんとなく、なんとなくだけどニーチェのツァラトゥストラを思い出した。翻訳のべらぼう口調からくるものはかなりあると思うけど、精神よりも肉体を、歴史よりも現在を、伝統よりも命を重んじる思想はニーチェと通じるでしょう。ホイットマンの詩作のうちで取り上げられているものはかなり限られており、さらに全体のうちの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月24日

    なぜ彼は詩のみならず文学の、文化の、そしてアメリカの「父」と呼ばれるのか。

    答えは彼自身が教えてくれる。その奔放な「言葉」によって。


    “Divine am I inside and out, and I make holy whatever I touch or am touch’d from...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月10日

    去年英語文学の授業で取り上げられていたのを思い出し、挑戦。
    タイトル通りマッチョな言葉の連続かと思いきや、時折とても繊細な詩にめぐり合う。
    おそらく、作者は本当は心優しきガキ大将、ジャイアンのような人柄だったのだろう。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年01月18日

    【本の内容】


    [ 目次 ]
    自己なるものをおれは歌う
    おれにはアメリカの歌声が聴こえる
    おれ自身の歌(抄)
    おれは電熱の肉体を歌う(抄)
    おれはルイジアナで一本の樫の木が生えているのを見た
    オープンロードの歌(抄)
    揺れやまぬゆりかごから
    鷹の睦みあい
    農家の図
    ランナー
    浅瀬をわたる騎兵隊
    ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年03月04日

    草の葉は壮大なものなので、抄訳ですが、
    それでもその世界観を存分に味わえるはずです。

    100年以上前、
    いまよりも自由ではなかった時代に
    このような力強い詩を書いている人がいた、
    ということに驚かされました。

    おれには~という言葉でつづられる
    あつい言葉たち。
    それは、今読んでも衰えるものではな...続きを読む

    0

おれにはアメリカの歌声が聴こえる―草の葉(抄) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社古典新訳文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す