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写真フイルム市場が10分の1に縮小するという「本業消失」の危機を、
奇跡と称される事業構造の転換で乗り越え「第二の創業」を成し遂げた、
富士フイルムホールディングス代表取締役会長兼CEOによる書き下ろし。
10年に及ぶ経営改革の全貌と、リーダー哲学が初めて語られる。
【主な内容】
第一章 本業消失――富士フイルムに何が起こったのか?
第二章 第二の創業――富士フイルムの挑戦と改革の全貌
第三章 有事に際して経営者がやるべきこと――「読む」「構想する」「伝える」「実行する」
第四章 すべては戦いであり負けてはならない――世の中のルールと勝ち残るための力
第五章 会社を思う気持ちが強い人は伸びる――仕事で成果を出し、成長を続けるための働き方
第六章 グローバル時代における日本の針路――国と企業の強みと可能性について
Posted by ブクログ 2022年04月23日
写真フイルムメーカーから医療品・化粧品も手掛ける技術志向の多角的素材メーカーへと進化を遂げた富士フイルムの立役者である古森重隆氏による、リーダーや経営のあるべき姿を実体験を基に記した経営書。デジタルカメラの普及で劇的に市場が縮小したフイルム事業において、莫大な研究開発費を注ぎ込み祖業の転換を図った富...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月22日
題名は、著者が全身全霊をかけた「魂の経営」を行ったことによる自負からきています
・ハーバードで取り上げられた教材、なぜコダックは倒産し、富士フィルムは生き残ったのか、を企業の内側からみた書
・古森氏のメッセージは、単純で、説得力があり、わかりやすい。そのことこそが富士フィルムが生き残った真の理由...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月07日
富士フィルムは大学時代はでは写真フィルムのメーカーとイコールのイメージだった。
しかし、2000年頃からデジカメが市場に出ていくに従い、写真フィルム市場は激減し、その市場で世界的トップブランドだったコダックが再生法を申請した。
富士フィルムは、この本業消滅の危機をどう考え、決断行動したのかを200...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月23日
富士フイルムの古森さんの考え方・価値観・ポリシーが満載のとってもためになる書籍。経営者は孤独かもしれないが、大きな責任と高い倫理観をもって経営をしなければならない。そうした覚悟や決意が伝わってくる。
短期的思考に陥りがちな指標重視の昨今の経営に警鐘を鳴らすものでもある。研究開発費に毎期2,000億円...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月23日
2022年24冊目。222ページ、累計6914ページ。満足度★★★★☆
写真フイルム市場が10分の1に縮小し、かつて業界トップだったコダックが経営破綻するという未曾有の危機を克服した富士フィルムを経営した古森氏が著者
最近話題の経営における「進化」と「探索」を見事に実践した事例であろう。
なお...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月03日
『この震災でもう一つわかったことがあった。被災地で自衛隊員などによって拾い出された写真のほとんどが、CDやメモリなどの電子媒体に記録されたものではなく、プリントされたものだったということだ。
さらに、高い品質での再生が可能だったのは、水でインクが流れてしまう家庭用インクジェットプリンターで印刷した...続きを読む
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