赤い追跡者

赤い追跡者

1,496円 (税込)

7pt

4.1

強奪、脅迫、色仕掛け。取材の為なら手段を選ばぬディレクター西悟は、罪なきエイズ患者の無念を晴らすため、厚生官僚・医学部教授・製薬会社がひた隠す秘密を暴いてゆく。衝撃的なNHKの薬害エイズ特番を制作し、すべての真相を知る当事者がここまで描き切った! 社会派小説の枠を超えた一気読み必至の極上エンタメ。

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赤い追跡者 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年04月06日

    薬害エイズ問題を題材にして書かれた小説。著者はNスペ「埋もれたエイズ報告」を担当。実際に取材にあたっていた人物ならではの臨場感。とても長い小説だが、最後まで集中力を失わずに読めました。評価を5にしたのは初めてかもしれないなぁ。

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    Posted by ブクログ 2017年08月15日

      まーちさんのブクレポを読んで面白そうだったので読んでみた。

     フィクションの形式をとっているが薬害エイズ問題の真相に迫ったルポルタージュのような本。著者は元NHKのディレクターで「埋もれたエイズ報告書」という番組を作成し、大反響を呼んだ。


     血友病患者のエイズ罹患の責任は誰にあるのか。

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    0

    Posted by ブクログ 2014年09月03日

    2014/9 ドラマで観てみたい作品でした。どこまでがノンフィクションなんだろう。一気読みしました。

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    Posted by ブクログ 2014年06月17日

    エイズ事件の詳細を改めて思い出した.西悟が縦横無尽の活躍で事件に関わる重要人物のインタビューを重ね、核心に触れる番組を作成する.厚生省の役人の無責任な行動を見るに、この状況は変わっていないのではないかと危惧している.番組作成チームのそれぞれが個性的で楽しめた.特に三崎勝代の活躍は特筆モノだ.

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    Posted by ブクログ 2014年01月17日

    タイトルが良くない。
    女性関係の描写は、ない方がよかったのでは。
    次作は中坊公平がらみの話になるのかな。

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    Posted by ブクログ 2013年10月24日

    相当に分厚いストーリーを一気に読んでしまう。薬害エイズ問題がテーマで、それを追いかけるテレビ局のディレクターが主人公。

    この主人公の欲しいものを手に入れるには何でもありという仕事のやり方が大好きだ。

    ただし女がらみの描写と番組放送というクライマックスの後が蛇足かな。

    今井氏の本「ガラスの巨塔」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月30日

    90年代後半、停滞していた薬害エイズ訴訟を、
    一気に原告勝訴へと動かすきっかけの1つともなった
    NHKスペシャル「埋もれたエイズ報告」を制作した
    元NHKプロデューサー今井彰氏による、回顧的小説。

    自分たちが行ってきた取材をベースとしているだけに、
    多少、強引とも思える取材方法や、お話の横展開にも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月20日

    深い闇を暴くという意味では、事実に基づいたいい話。しかしマスコミの怖い一面が見える。取材対象の印象と偏った編集だけで、一人の人間を悪魔にしたてることができ、それを恥じることがない。恐ろしい。
    以前にシェアハウス主催の方がある雑誌の取材に応じたら、乱れた性の巣窟の実態などと書かれたという。有名になれる...続きを読む

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