今井彰の作品一覧

「今井彰」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 光の人
    どんな大変な時期を過ごそうと一点の光に照らされていれば頑張れることもある。この人に出会えただけで生きている環境が180℃変わってる子供が何人もいると考えるとやはり偉大な人だと思う。こんな慕われる人間になりたいけど、あそこまで自分を犠牲にできるのは簡単ではないのも事実。良い本です。
  • 光の人
    敗戦後の日本を目の当たりにした。
    親のいない戦争孤児と呼ばれる人たちが、ここまで粗末にされてきたのかと非常に酷くて胸が痛んだ。

    強い者が弱い者を支配する環境。戦争を経て全てを失った孤児には、どうあがいても太刀打ちできない。そんな中に、まるでキリストのように現れた幸太郎。どんなに傷ついて廃人寸前のよ...続きを読む
  • 赤い追跡者
    薬害エイズ問題を題材にして書かれた小説。著者はNスペ「埋もれたエイズ報告」を担当。実際に取材にあたっていた人物ならではの臨場感。とても長い小説だが、最後まで集中力を失わずに読めました。評価を5にしたのは初めてかもしれないなぁ。
  • 赤い追跡者
      まーちさんのブクレポを読んで面白そうだったので読んでみた。

     フィクションの形式をとっているが薬害エイズ問題の真相に迫ったルポルタージュのような本。著者は元NHKのディレクターで「埋もれたエイズ報告書」という番組を作成し、大反響を呼んだ。


     血友病患者のエイズ罹患の責任は誰にあるのか。

    ...続きを読む
  • 光の人
    名付がもつパワー

    素晴らしい本でした。
    年若い青年を「パパ」と呼ぶ描写に初めは気恥ずかしさを覚えたのですが読んでいくうちに懐の深さや安心感に他に呼びようがないぐらい、しっくりくる。パパより更に若い「かあちゃん」や「じいちゃん」、皆名前をつけ役割を持つとその名に相応しい行動をとるべく頑張る。「命の家...続きを読む

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