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すべての勝負論、組織論は伝統の巨人軍から学べることは案外知られていない。強い球団と弱い球団の差とは何か?今期、楽天を指揮する現役監督が球界を斬る。
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Posted by ブクログ
私は誤解をしていた。 野村監督は巨人軍を嫌いだったと・・・。 事実は逆である。 憧れの巨人軍。野球界を常にリードしてきた歴史ある巨人軍。 そこに入るのではなく、他のチームからいつも見てきた。 そして、本当に強い巨人軍を参考に野球を今もしている野村監督。 憧れが人を育てるという事例だ!! 勝ち続ける...続きを読むチームには、選手の人間教育が必要である これはどんな組織にも言えることではないだろうか!!
この本を読んで、野村監督がいかに巨人が好きなのかというのが伝わってきた。 伝統とはなにか?それを考えさせられた本。 経営学でいえば、組織論や人的資源、ブランディングの話。それを巨人や野球を通じて述べているかな。
借り読み:2007/02 /未来創造力/感謝の心こそが、人間としての出発点。成長するうえで最も大切/成長=判断基準がレベルアップした/努力の方向性と方法論が才能をカバー。
選手に好かれようとは思っていない私であるが、「信頼」はされなくてはいけない。 部下が上司についていく理由が複数ある。自分に利益をもたらしてくれる人、自分にとって怖くて恐ろしい人、自分がとても尊敬している人。など。 今の時代は恐怖でついてこさせようというのは、NGだから、 部下に利益をやるか、尊敬...続きを読むさせられるかだと思う。 著者は川上哲治さんを見習い、人間教育を徹底させた。 それが、V9の巨人であった。 メンバーも1人1人が、役割をもっていて、ミスをしない職人の集まりだった。 恐怖はダメと言ったが、鉄拳や言動の制裁ではなく、 ライバルを付けて競争させ、自分の立場も危うくさせるような無形の恐怖も勉強になる。 選手に好かれる指導者は一時的に結果がでるが、常勝集団にはなれない、好かれなくてもいいが、信頼される指導者にならないと、本当に強い集団の指導者にはなれない
東北楽天ゴールデンイーグルスの野村監督による古き良き強い巨人軍についての本。 私は子供の頃から巨人ファンだった。だが、最近はほとんどプロ野球を観ることがない。最後に球場に足を運んだのは何年前だろうか。それでもメジャーリーグやパ・リーグのテレビ中継はたまに観たりする。いつから巨人戦を観なくなったのだ...続きを読むろうか… さて、本書では、昔の圧倒的な強さを誇っていた巨人軍が野村氏から見てどういうチームだったのか、そしてその巨人に対抗するために選手として、監督として、何を考え、どういうことをやってきたのかを書き著している。 さすが、名選手にして名監督であるだけのことはあると思わせてくれる内容。野村監督に対する印象が随分変わった。
巨人ファンなので読んだ。短めで読みやすい。 V9時代の川上監督を理想として、野村氏がチーム作りに努力してきたことがわかった。 これが書かれた頃には、野村監督の言うように、巨人の選手たちに誇りが失われていたのかもしれない。けれど最近は強さという裏付けを得て、伝統ある巨人軍と呼ばれるにふさわしい戦い...続きを読むをしているように感じる。 個人的には、バレンタイン監督の率いたロッテのような楽しい集団も、V9時代や今の規律ある巨人のような集団も、どちらも見ていて好きです。なので、野村監督が、基本的には規律ある集団を志向したチーム作りを提唱しながらも、バレンタイン監督の指導法にも一目置いている点に好感が持てた。 長嶋氏の「カンピューター」に負けてたまるか、という記述にニヤッとした。
サッカーなんてやってる場合じゃねーよ。 日本人なら断固野球でしょ!! G党にも、アンチG党にも。 野球を愛するすべての人へ、 極上の野球論と組織論をどうぞ。
ボヤキ狸親父(失礼!)との印象が強く、どうしても好きになれなかった。 他のビジネス書にたまたまこの本の引用があり、嫌いがゆえに興味を持ち手にした。 が、しかし。 印象とは裏腹で、実は綿密、緻密な勉強家。 「データがなぜ必要か?」 ーそれはないよりあった方がよあえからだ。 ープロフェッショナルとは...続きを読む、見える能力プラス見えない能力を高レベルでかね備えている者をいう。 など、勉強になった。 12/01/29-12
野村再生工場を読んで、また野村監督の本を読みたくなってた時に、BOOKOFFで100円で発見。 現役時代は日本一になるため、ヤクルト監督時代は少ない戦力で立ち向かい、阪神では伝統の一戦の名の下で巨人を常に敵として見てきた野村監督の巨人軍論。 小早川の3連発や江夏のリリーフ抜擢など、著書の中...続きを読むでの事例の多くは他でも聞いた内容が多かったですが、野村監督の現役時代から見ていた巨人の野球の記述は大変興味深い! 私はアンチ巨人ですが、昔の巨人はすごいと思ってしまいました。 どこで間違えてしまったのだろうか・・・ ○べ○ネがいなければもう少しましだったのかなぁ
以下、本文より抜粋 「この選手を育てたい、立派な人間にしてやりたい」と思ったときに大切なのは、ほめたりやさしく接したりすることだけではない。ときに厳しく叱ったり、言いにくいことを直言してやったりすることも必要なのだ。それが指導者としての愛情なのである。 組織というのは不思議なもので、すばらしい素...続きを読む質をもった人間ばかりを集めれば機能するかといえば、決してそんなことはない。むしろ、個々の才能はそれほどではなくても、共通の目的のもとで、みんなが一致団結して取り組んでいる組織のほうが、よい結果を残すことが多い。大切なのはやはり、組織全体の「まとまり」だ。 それでは、「まとまり」とはなにか。 それは、組織を構成する各自が自分の果たすべき役割と責任を明確に認識し、まっとうすることで、一丸となって目標に向かっていくことにほかならない。ひことことでいえば「適材適所」である。それなくしては、いくら優秀な人材を集めても組織は機能しない。 人間は誰でもなんらかの才能を与えられて生まれてくる。とすれば、それを受け入れる側は、彼らひとりひとりがほんとうに自分に適した場所を与えられているのか、つねに念頭に置いておく必要がある。だからこそ私は、いつも選手たちをじっと観察しながら、適材適所を考えるようにしている。 指導者は選手に好かれようとは思っていはいけない 私は選手に好かれようとはまったく思っていない。なぜなら、監督は選手と勝負する部分がなければならないからである。監督である以上、野球の知識はもちろん、世間における常識、あらゆる雑学など、体力以外で選手に負けることがあってはならないと私は信じている。負けてしまえば、監督としての権威と威厳が崩れてしまう。それがチームの崩壊につながるのだ。 信頼関係構築の第一歩は意識改革である 選手に好かれようとは思っていない私であるが、「信頼」はされなくてはいけない。選手と監督のあいだに信頼関係が構築されていなくては、人間教育は成立しない。信頼とはもちろん、「この監督についていけば大丈夫だ」「この監督なら勝たせてくれる」と選手に感じさせることである。監督は選手にそういう安心感を与えなければいけない。監督が頼りにされなければ、なにを言っても無駄である。 やはり、私には弱いチームが合っている。弱いチームを強くすることのほうが私にはずっとおおしろい。どうすれば強いチームに勝てるか、全身全霊をかけて考えに考え、あらゆる準備をし、勝利の方法を探る。それが私のいきがいなのである。
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巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは
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