不連続の世界
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不連続の世界

596円 (税込)
357円 (税込) 12月18日まで

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妻と別居中の多聞を、三人の友人が「夜行列車で怪談をやりながら、さぬきうどんを食べに行く旅」に誘う。車中、多聞の携帯に何度も無言電話が……。友人は言った。「俺さ、おまえの奥さん、もうこの世にいないと思う。おまえが殺したから」(「夜明けのガスパール」)――他四篇、『月の裏側』の塚崎多聞、再登場。恩田陸のトラベル・ミステリー!

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不連続の世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    多聞の柔らかい雰囲気と繊細さが分かる一冊。
    不思議な体験がちゃんと説明がつくのでどんどん止まらなくなる。
    理瀬もいいけど多聞もシリーズで出して欲しい。

    0
    2021年09月20日

    Posted by ブクログ

    塚崎多聞が主人公の短編集。
    目立つようなキャラではないけど、魅力的なキャラです。側にいたらいいなって印象です。
    この短編集のうち気に入ってるのが下記の二編です。
    「悪魔を憐れむ歌」:最後の拭いきれない後味の悪さは鳥肌ものです。そんなトラウマに残るような笑い方しないでと思いました。
    「夜明けのガスパー

    0
    2021年02月27日

    Posted by ブクログ

    『月の裏側』ほどは怖くない。ほんのり、じわっと沁みてくる怖さがあった。「幻影キネマ」のお話と最終話の「夜明けのガスパール」が好きだった。特に「夜明けのガスパール」はひょうひょうとしている多聞さんの感情が大きく揺らぐ姿が新鮮。塚崎多聞ってなんなんだろう…

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    多聞がシリーズになっていることを「珈琲怪談」で知り、読んでみた。「月の裏側」はこれぞ恩田陸というぞっとする怖い話だった記憶。

    今作も世界観を引き継ぎ、たくさんの不穏なことが起きる。時系列はバラバラの短編集。

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    「月の裏側」の続きではなく、時間が巻き戻って、多聞が変な出来事を引き寄せるような短編集。時間も巻き戻り色々で、「木守り男」「悪魔を憐れむ歌」の頃はまだ二十代後半過ぎくらいで、ジャンヌとも結婚していない。しかし、「幻影キネマ」ではもう、40代半ばになる。その辺のポーンと世界観が飛ぶところとか、内容的に

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    『珈琲怪談』の前に復習しておこうと手に取った1冊。
    多聞が登場するのは2作目で、この前に『月の裏側』があるのね。読んでいるかもだけど、すっかり忘れている。
    でも、まったく問題なく楽しむことができた。
    なんともつかみどころのない音楽プロデューサーの多聞。
    なぜか、いろんなところで不思議な出来事と出会う

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    私が好きな恩田さんのジャンルでした。
    そこには登場する人物たちの日常があるのだけど、何かしら少しの違和感がある。
    小説ゆえイベントや事件的な話題があるし、その話も不気味な要素をはらんでいたりするけど、喉に小骨が刺さっているような、そうでもないような…そんな、言葉にできない違和感、いや不安感が終始ある

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    続編の「珈琲怪談」の前に再読。塚崎多聞を主人公とする五つの短編集。しっかりオチのある話からふわっと終わる話、ゾッとする話など恩田さんらしい短編集。この空気感がたまらなく好み。ふと旅行に行きたくなる一冊。「珈琲怪談」も楽しみ。

    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんの1冊目がこの本でよかったのか?はわかりませんが、まずはこの本から購入。
    主人公・多聞の5話からなる本。
    主人公は話毎に年齢を重ねていき、タイトル通り5話の内容のつながりはありません。
    評判通り、情景描写の表現力が秀逸で実際にその場に居合わせているような感覚にさせられます。
    表現が綺麗が故

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    受け身系主人公・塚崎多聞が振り回される不思議な中編4作。恩田陸先生にありがちな散らかしっぱなしのミステリではなく、きちんと片付く。

    0
    2024年10月13日

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