電気サーカス

電気サーカス

1,650円 (税込)

8pt

まだ高速デジタル回線も24時間接続も普及しておらず、皆が電話回線とテレホーダイを使ってインターネットに接続していた時代。個人サイトで自己表現を試みる若者達がいた――。

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電気サーカス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    唐辺葉介名義の中ではいちばん好み。
    文章のキレ味は当然として、テキストサイト全盛時代のアングラ感も良い。

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    とにかく退廃的。前向きになりたい時には読んじゃいけない本の代表格。

    だけど、とにかく引き込まれる、そんな小説です。
    共依存で薬物依存、お先真っ暗としか言いようのないモラトリアム期間を過ごす主人公の心情に大いに共感しながら、適度な間隔保って読みましょう。

    0
    2013年11月27日

    匿名

    購入済み

    エッジーな世界観の小説で、非常におもしろく読みました。スタイリッシュな文体で、ストーリーも目が離せませんでした。

    0
    2023年06月05日

    Posted by ブクログ

    切ない。
    つらい。
    どん底まで落ちていく感じがずっしりきた。
    一歩間違えたら自分もこうなってしまうかもしれないという怖さ。
    中盤ぐらいからどんどんひきこまれた。
    ギークハウス をみても思ったけどシェアハウス自体は楽しそう。
    一生独身だったらシェアハウスで老後過ごしたい。

    0
    2019年11月05日

    Posted by ブクログ

    中毒的な莫大な心理描写 病態 退廃 絶望 空虚 依存 怠惰 が脳内に無限膨張し ゲシュタルト崩壊し 最期は最高の虚無感に帰還する

    0
    2015年09月04日

    Posted by ブクログ

    大した展開があるわけでもなく半分くらいまで退屈しながら読んでいたのに、いつの間にか主人公に感情移入してぬるま湯気分に浸りながら読んでた。

    0
    2014年02月08日

    Posted by ブクログ

    Twitterのフォロワーにすすめてもらって。
    まだ今のようなSMSでつながるのではなく、テキストサイトというシンプルな日記を通じてネットの友人と知り合っていた時代。パソコンの使い方すらほとんど浸透していない社会で、人付き合いの苦手なもの同士が身を寄せ合うネットの世界での絆は、もしかしたら今よりよっ

    0
    2020年05月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     自分の少年時代を思い起こさせる少女と出会って、何とかしてあげたくて、入れ込みすぎて、結局お互いズブズブに溺れていく、ただそれだけの話。それだけなのに、なぜか厚い。どうしようもない日々の生活と自分の内面をつらつらと書き連ね、埋め立てていく。

     酒と薬物に逃避して、身体を壊して、そこそこ仕事は出来て

    0
    2015年02月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    PCをマイコンピューターと呼んでいた時代から触れてきて、この小説のダイアルアップ回線時代、テキストサイトなども懐かしく思いつつ読んだ。
    が、その当時のネット利用者がみんなこんな怠惰な生活を送っていたわけではない。
    社会に不適合とも言える青年と彼の周りの人々の退廃的な日常がただつらつらと綴られている。

    0
    2013年12月23日

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