螺旋館の奇想

螺旋館の奇想

565円 (税込)

2pt

3.9

ミステリ界の大御所が、秩父の山荘で10年ぶりの新作執筆に取りかかっていた。タイトルは『螺旋館の殺人』、本格推理ものだ。ある日、作家志望の若い女性が自らの作品を手に訪ねて来る。その後の原稿紛失、盗作疑惑……奇妙な事件の果てに待つものは? 折原ミステリの原点である精緻な多重トリックが冴えに冴える!

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螺旋館の奇想 のユーザーレビュー

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    購入済み

    2020年12月19日

    折原一さんの作品ってどれも同じような感じなんですけど、それなのにどれも面白いので不思議。折原作品、改めて全制覇したくなりました。

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    Posted by ブクログ 2011年07月26日

    「倒錯」シリーズの番外編。同じ登場人物が出てくるので、その意味でもおもしろい。どんでん返しの連続。満足である。

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    Posted by ブクログ 2011年02月24日

    これ読んだことあるっけ?とデジャヴュが沸き起こるのがこの作者の特徴で、発行年月を見たら読んだことないのがようやくわかった。

    最後の最後変なオチに持って行ってしまい、普通に締めてよかった気がする。仕掛けそのものは毎度のごとく気をはらっているため、満足するものだった。

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    Posted by ブクログ 2021年04月06日

    「螺旋館」というタイトルだから普段の折原作品とは違い、館モノなのかと思ったが、やはりそこは折原作品、そんなわけはない。
    あまり期待しすぎるとつまらなく感じてしまうかもしれないが、長さもちょうど良く、楽しめる作品。

    それにしても201号室は清水真弓、202号室は戸塚健一、203号室は山本安雄、そして...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年03月19日

    折原さんの物語を読んでいるといつも途中で考えてしまうことがある。
    私はもう折原さんの仕掛けにハマってしまってるのではないか?
    いまはこんなふうに見えている物語も、最後にはまったく違う光景に見えてきてしまうのでは?と。
    最初から懐疑的な見方をして読むのはどうかと思うけれど、折原作品に対してだけは条件反...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年09月14日

    盗作のロンド?確かに姉妹本な感じがしました。
    最後にいっぱい煙に巻かれたような。要するに自主出版?

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年09月13日

    折原一らしく,叙述トリックがしこまれているが,入り組んだ真相というほどではなく,比較的分かりやすい構成になっている。第一部として書かれている「螺旋館の殺人」も、第二部として書かれている「盗作のロンド」のいずれも,若い頃に小説家を目指した田宮老人が自費出版として出した本の内容だという構成。最後の最後に...続きを読む

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