無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
内田康夫さんの「浅見光彦シリーズ」の中でも、特に伝説のロマンを感じる一冊でした。
物語の舞台は、神話の里として知られる宮崎県の高千穂です。主人公の浅見光彦が、一枚のポスターに写った女性の謎を追うところから物語は動き出します。ただの犯人探しではなく、土地に伝わる神話や歴史が事件と複雑に絡み合っていく展開に、最後まで一気に引き込まれました。
一番印象に残ったのは、高千穂の美しい風景描写です。「夜神楽(よかぐら)」という伝統的なお祭りの幻想的な雰囲気が、事件の悲しさをより深く際立たせているように感じました。
また、名探偵・浅見光彦の、育ちが良くどこか憎めないキャラクターも魅力的です。警察の捜査とは違う、彼ならではの優しい視点が、事件の裏にある人間ドラマを丁寧に解き明かしてくれました。
読み終わった後は、ミステリーを解いた爽快感だけでなく、実際に高千穂の町を旅したような心地よい余韻が残りました。歴史や旅が好きな人には、ぜひおすすめしたい作品です。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
美貌のヴァイオリニスト千恵子の父・本沢は、M―商事の平凡なサラリーマンだった。秘密の留守番電話に〈ブツはニュータバルからタカチホへ。運んだのはノベウン。受けとったのは市川〉という謎のテープを残して、本沢は突然失踪した。その後、父の知り合いと称する男が、高千穂で不審死を逐げた。そしてまた、新たな殺人が…。神話と伝説の国、高千穂に穏された巨大な秘密!千恵子は、私立探偵浅見の助けを借り、高千穂へと向かうが。気鋭内田康夫が、綿密な取材をもとに満を持して放つ、サスペンス・ミステリー。
令和4年6月6日~10日
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。