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長年にわたり筆者は、台湾独立運動を主導する台湾人とともに運動を支えてきた。その政治理論は台湾の政治家やメディアからも注目され続けている。本書は、台湾において人びとの自由を勝ち取るために、命をかけて恐怖政治と闘った者たちの記録といえる。日本と台湾とが舞台となった独立運動の歴史をたどりつつ、そして当事者だから知りうる数々の逸話で綴られる台湾の「建国神話」は、情熱を語るスリリングな読み物でもある。ここで繰り広げられる物語は、台湾独立運動と台湾民主化のありようというだけでなく、ひいては日本をも含む東アジアの現実を浮き彫りにしているのである。なお本書には台湾の李登輝元総統が序文を寄せている。
Posted by ブクログ 2018年05月03日
本書が書かれたのは10年前だから、台湾や東アジアの状況は大きく変わってきている。しかし事実は不変である。本書の内容に、2008年以後の台湾の政治動向を加えれば、日台中関係がクリアに見えてくる。台湾が既に独立国としての実態を備えているものの中国の圧力により独立が果たされていない構図がよくわかる。著者の...続きを読む
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