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世界経済がバブルの気配を帯びてきた。しかし、浮かれている場合ではない。マネー資本主義の最後を締めくくる大きなバブルの崩壊が数年後に確実に待ち構えているからだ。その危機にどう備えるべきなのか。じつは日本人の富が強者に流れていくカラクリがさまざまな制度に埋め込まれてしまっている。消費税も新会計基準も表の顔と違う側面がある。為替介入でも国富はアメリカに流出していく。日本国民が必死で働いて生み出してきた富を掠めとっていく裏の仕掛けとはなにか。1%のグローバル強者に対抗して、99%の我々が知的武装をするための必読書!【目次】はじめに―バブルには死角がある/第一章 消費税というカラクリ/第二章 税制の裏に見え隠れするアメリカ/第三章 時価会計導入で消えた賃金/第四章 失われた雇用と分配を求めて/第五章 為替介入で流出した国富/第六章 バブルの死角/おわりに―知的武装のために
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年09月12日
消費税がビッグな輸出業者にとってはメリットが大きいとか。
輸出還付金とやらがあるそうだ。初めて知った。
消費税の税率があがれば尚更濡れ手で粟状態だ。
道理で早く上げろと経済界からプッシュがくるはずだ。
そのおかげで中小企業が搾取されてしまう。
円安時にアメリカは借金をして、
円高時に借金を棒引きし...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月14日
新書にしておくのは勿体ない位の内容の濃さ。
今国民の死角になっている、もしくは知らないが故に騙されている?ことを一次データから読み解く。著者もあとがきに書かれているが、それを時系列に並べているので、半期分の大学の講義のようで大変勉強になる。
そして、著者の目的は社会的弱者である国民一人一人の幸せとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月31日
ボクが岩本沙弓さんを知ったのはいつだったろうか。記憶が定かではないけど、経済一辺倒の世の中に違和感を感じて、でも、TVや新聞のニュースで言っていることが分からず、いろんな本を読んで自分なりにもがいていたときに出会ったと思う。そのとき読んだ本は、確か、『経済は「お金の流れ」でよくわかる』。この本は、自...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月26日
先日(2013.5.24)少し下落しましたが、昨年末の自民党が総選挙で勝利して以来、日本の株は上がり続けています。この状態が続くのは、消費税増税の判断根拠となる4-6月のGDP速報値が出て、参議院選挙が終わるころ迄と思っています。
消費税は、晴れて社会人となった平成元年4月に導入されたのですが、な...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月24日
欧州で消費税率が高いことの意味、株主至上主義の企業経営が企業にもたらすメリットなど、全く考えたこともなかった為、非常に新鮮だった。米国が新興国であったころに遡るところも。
ただ所謂大企業の一つに身を置いているためか、大企業が利益を過剰に搾取している論調には同調できないところもあった。
海外市場で...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月31日
日本政府の為替介入は、2000年までの累積が40兆円、小泉政権の間に42.2兆円、民主党政権の間に16.4兆円の規模で実施された。
2012年秋以降のドル高の動きは、アメリカの新たな投資先が現れたと考える方が妥当であるとして、それはシェール・オイルであると推測する。
レーガン、クリントン、ブッシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月19日
Every man has his own reason.(人は皆それぞれの理屈を持っているものだ)Give the devil his due.(悪魔にも権利は与えよ)
付加価値(消費)税、輸出還付金を採らないアメリカ。グローバル展開する日本企業は円/ドル建てを上手に使い分ける。為替介入はアメリカ...続きを読む
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