無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
たった一機のMSで戦況は変わる…!
サンダーボルト宙域での再激突で、南洋同盟は地球連邦軍に大敗。多数の避難民を乗せて逃走するカウフマンは、中立コロニー・サイド6に難民としての保護を求める。しかし彼らの存在を把握した連邦軍が攻撃を開始。圧倒的劣勢のロシナンテ号、絶体絶命のその時……ダリル操るパーフェクト・ガンダムとブラウ・ブロが現れ、一気に形勢逆転。サイド6への亡命が叶った。
その頃、連邦軍は月に向かい、アナハイム・エレクトロニクス社の中枢があるフォン・ブラウン市に到着。そこでイオは新たな使命を…!?
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
とんでもない画力にまずは圧倒される。戦争を遠くから見ていたつもりだったのに、読み進めるうちに自分がコックピットに乗り込んでいるような感覚になる。死を予感し、震えるほどの臨場感。
本作では、四肢がなくとも操縦できるMSが登場する。手足が無い方がよりMSと一体化して戦闘で有利に働くという恐ろしい特性。爆風で手足が吹き飛んでも傷ついた兵士は休む間もなく戦場へ駆り出される終わりのない地獄。
技術も経験もない少年兵が何もできずに無駄死にしたり、功績を残したくて無理をして死を早めてしまったり、平和な世界には居場所が無くて戦争にしか生きがいを見いだせない者もいる…。
連邦軍もジオン軍もどちらも同じぐらいボロボロで、この戦いの末に得るものは絶望しか見えない…。
人を殺せば殺すほど褒め讃えられる狂気の中で、必死で正気を保とうと、冗談を言って笑いあう。理不尽に戦いを強要される男たちの悲哀がそこにある。
イオ フレミングにまつわる話し。先の大戦でダリルに敗けて大勢の戦死者を出した連邦軍のバックにいるアナハイム社。そのトップが語る夢とは。その夢の実現のためにこの場所を守ることを託されたイオたちの次の戦いが気になります。
この巻で事の顛末が分かります。
大風呂敷を拡げた感があり、この先の結末がどう転がるか、見たくもあり、見たくない複雑な心境になりました。
皆さんはどう感じるでしょうか?
最後のイオと試作MSと向き合うカットが印象深く、心に留まりました。
^_^
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。