現代思想のパフォーマンス

現代思想のパフォーマンス

990円 (税込)

4pt

現代思想は何のための道具なの? 二〇世紀を代表する六人の思想家を読み解き、現代思想をツールとして使いこなす技法をパフォーマンス(実演)する。

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現代思想のパフォーマンス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年05月21日

    読んでいて脳がめきめき動く感じ、すごく気持ちがいい!

    この本がきっかけで内田樹さんのファンになりました。

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    Posted by ブクログ 2021年03月04日

    ・現代思想のパフォーマンス

    P326
    フロイトの例によれば、「母親の不在」という幼児にとっては極めて根源的な喪失経験に動機づけられて、幼児は記号操作の習得のやむなきにいたる。
    母親と想像的に癒合していた幼児にとって、母親との離別の苦痛は耐えがたい。幼児にとって想像的他者の不在が「名づけえぬもの」で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年06月18日

    ソシュール、バルト、フーコー、レヴィ=ストロース、ラカン、サイードの6人の思想についての簡単な解説と、その思想をじっさいに用いて小説や映画を読み解いた本です。ソシュールの章では『不思議の国のアリス』、バルトの章では『エイリアン』、フーコーの章では『カッコーの巣の上で』、レヴィ=ストロースの章では『お...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月09日

    ソシュール、バルト、フーコー、レヴィ=ストロース、ラカン、サイードの6人の思想を紹介。「案内編」「解説編」は参考になった。「実践編」はどれも今ひとつ。バルトの本を読もうと思った。あとレヴィ=ストロースの解説がわかりやすかった。

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    Posted by ブクログ 2011年04月08日

    [ 内容 ]
    本書の目的は、現代思想の概説ではなく、現代思想をツールとして使いこなす技法を実演(パフォーマンス)することである。
    この一冊には、現代思想に貢献した六人の思想家について、案内編と解説編と実践編が含まれている。

    [ 目次 ]
    1 フェルディナン・ド・ソシュール
    2 ロラン・バルト
    3 ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月22日

    現代思想をツールとして使い、
    「不思議の国のアリス」「エイリアン」「カッコーの巣の上で」「異邦人」
    などを読み込んでみる、という指南書的な本。

    哲学や思想は、
    役に立つものとは思っていなかっただけに、
    目から鱗。

    でも、
    考えてみれば当然か。
    物事を突き詰めれば哲学的な問題に当たるわけだから。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    現代思想の解説だけでなく、その考え方で文学、映画などを読むとどう読めるかを解説した点が面白い
    世の中は本当に奥が深い。この思想・技術を持って世界を感じることができれば、もっとおもしろいだろうな。
    これらの思想は20世紀のものであるが、21世紀はこれらをベースにどんなに発展するのだろう。
    サイードは興...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    哲学にダイレクトに関する本というのを初めて読んだかも。思想家の解説とその思想の例題として小説や映画が紹介されている。なにか踏み込んだゆるがないものに触れたような、自分が賢くなったような気がする。もちろん気がするだけである。しかしまぁ、久しぶりに読むのがつらいのにやめられないという不思議な体験をした。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    これも、喧騒を離れた生協で、
    以前から、内田樹はきになっていたので、拝読。
    内容もは「これはマニュアル本ではない」というだけあって、思想を一歩でた思想の実演(パフォーマンス)がテーマで直感でビビビ!ってきた。
    ただ、この種の文庫の中では肉厚で、その分、価格に転嫁させられているのにも、ビビビ!ってきた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月03日

    「寝ながら学べる構造主義」の原型かな。

    やっぱり内田さんの書いている部分がすばらしく、
    僕には面白かった。

    ただ、難波江さんのフーコーの部分も面白く、
    権力・監視とは何であるか、という勉強になりました。

    それからエドワード・サイードも入っており、
    僕にとっては、大江健三郎経由で知ったので、
    ...続きを読む

    0

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