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Posted by ブクログ 2019年04月21日
彼らの深い問題意識、経験が率直に語られている。普遍性がある。なにが本当の仏教の目的か、問うている。道元の禅とテーラワーダー仏教がメインの話題。
・学校という宗教の教義「幸せというのはいつも未来にあるのだ」「全ては競争。負けたら終わり」
・マインドフルネスという英語は、サティというパーリ語の翻訳。漢...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年05月01日
さて。仏教を知るための読書、今回は藤田一照師と山下良道師の対談。
僕が知ろうとしている仏教の基本のき、に対しては少し踏み込んだ内容のようにも思ったが、まさに現代のアップデートする仏教感を俯瞰的に知るには良書だった。
要は噛み砕いた言葉でシンプルに伝えていくことの難しさが仏教の世界では課題になって...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月28日
何とも刺激的な対話だ。共に曹洞宗の檀家を持たない修行道場・安泰寺で出家した後にアメリカで仏教を教え、うち一人は更に東南アジアでテーラワーダ仏教を得度した者による真摯な仏教対談。既存の仏教を批判し、本来の仏教に帰ろうとする「仏教3.0」という主張には危うさも感じさせるが、それでも伝統と現実をきちんと結...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月16日
久々に、最後のページまできちんと読んだ本。なぜなら、自分の抱える「病気」を直す治療法が書かれているような気がしたから。
仏教をまったく知らない人でも、軽やかに読み切ることができると思います。
以下は個人的なTake awayです。
▼過去と現在の自分に響く言葉
@エゴは上辺は幸せになりたいとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月20日
「形骸化した仏教」(仏教1.0)と「方法・テクニックとしての仏教」(仏教2.0)の現在から、「本来の仏教」(仏教3.0)へというアプローチは、日本の仏教に対してほとんどの国民が漫然と抱えている疑問に答えてくれるものだと思う。
座禅や瞑想やヨガが形式としてだけでなく、その深淵を自らの体験と実践に基づい...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月04日
テーラワーダ仏教の書籍を読み、それに感銘を受けた自分にとっては、それではまだ限界があるんだという本書の主張に衝撃を受けた。ただ、何が限界なのかという点は極めてシンプルである。
本書でも述べられているように、仏教3.0は、いわゆる日本の伝統的な仏教1.0と、テーラワーダの仏教2.0を包含したものである...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月29日
・覚りには、理論だけで到達することが難しく、師について瞑想をしたとしても、覚れる人は決して多くない。それだけ自我の拘束は、強いのです。
どのような道であっても、書物から学ぶことのできる知識と、師からしか学ぶことができない暗黙知や技があるわけですが、意外にも、仏教にも、その事実が当てはまることを突...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月06日
人間にとって最大のアディクションとはシンキングに対するアディクション。
仏教が教えとして骨身にしみるくらいわかる為には、大きなショックが必要。心臓を毒矢で射抜かれた若き獅子の如き状態。
デカルトは、根拠の曖昧なドグマを盲目的に信じている限り、真理に到達する事はできないから、まずはその真理...続きを読む
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