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Posted by ブクログ 2022年09月26日
子供と家を捨てて、自分を獲得するために動いたノーラは正しいのか?どちらとも言えない…。
最初、二人の会話の仲睦まじさから良好な関係にある夫婦だと思っていた。そう思わせておいて、あのような形で問題を投げかけてくることがうまいなと思った。
愛していることは確かなのに、潜在的に彼女を自分より下位である、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月11日
まってこれってこんな面白い話だったの!?
大学生のときに読んだきり、
そして一応役者なので、エチュード的に一部はやったことがあるけど…
全然わかってなかった!!
やはり本ていうのは、読むときの年齢によって全然見え方が違うものですね。
仕事のために読んだけど、いま読んでよかった。
ノーラが馬鹿すぎて最...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月16日
家庭板みたいな話でゲスく楽しめました。面白かったです。
ヘルマーがモラ男なのはもちろんですが、ノラが大概甘ちゃんすぎます。
「父や夫に心配をかけないために、勝手に父の名前を保証人欄に書いて、借金をした。思いやりゆえの行動であり、これが偽署の罪だというなら法律が間違っている!」というのが、序盤で出てき...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月08日
全く期待せずに読んだけど凄く心打たれた。
男と女とで確実に感想が異なるであろう末恐ろしい一冊。
自分の嫁に読ませて感想を聞きだして一喜一憂するか、はたまた永遠に禁書にするか。
訳者の原 千代海さんは人間賛歌として解釈してるけど、これは今も昔も重厚な社会劇だよ。
ってかイプセンは元々ナショナリズムの闘...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
おもしろすぎる。
入り込んでしまい、2時間弱で読破。
最後の20ページは心が
震えたいうか、
とてつもない感情が自分の中に生まれて、
チクチク痛かった。
男性主体社会では夫婦関係は「愛」にならず、
それは「保護者」と「人形」になってしまう。
その要因は簡単なもので、
自分の実存確認、内省を行わないこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月21日
『人形の家』は、ノルウェー出身のイプセンにより、1879年に出版および初演された戯曲。夏目漱石や太宰治など、いろいろな文豪に引用されていて、以前から気になっていたので読んでみました。
ノーラは、年明けに弁護士から銀行の頭取になることが決まっている夫と、可愛い3人の子供たちとクリスマスを迎えるのを楽...続きを読む
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