たったこれだけの家族 河野裕子エッセイ・コレクション

たったこれだけの家族 河野裕子エッセイ・コレクション

1,540円 (税込)

7pt

4.4

幻のエッセイ集『みどりの家の窓から』を全篇収録し、未収録エッセイとともに新編集した一冊。飾り気のない体当たりのエッセイからは、人々を魅了してやまない感性の源泉が見えてくる。

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たったこれだけの家族 河野裕子エッセイ・コレクション のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    家族がイキイキと輝いていた頃=子育て期の母のエッセイの楽しさと、母であり妻である著者の亡くなるまで数年間の短歌の子どもによる選集。前者の生気あふれる裕子さんあっての、臨終の句の深みである。

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    2012年03月10日

    Posted by ブクログ

    先に読んだ本の後書きに、この本の紹介があり、続けて読んだ。
    エッセイは短歌とは違う魅力があり、根底に関西出身の人が持つユーモアがあると思う。
    家族が一番がっつりと組み合っている頃の家族。
    繊細で激しい短歌とはまた違う味わいがあり、息子と娘を持つ私も、ああ同じと思える事があり、そしてやっぱり素敵な家族

    0
    2018年12月08日

    Posted by ブクログ

    うたを詠み続けてきた人だから当然なのかもしれないが、この人もまた、すぐれた見者(Voyan)なのだなぁと思った。散文では、力の抜けた素直な筆はこびが好ましい。
    同じ木の同じ枝にとまりつづけるふくろうを何度も見に行く話や、昭和三十年代頃の子どものころの生活の思い出などが面白い。いちばん好きなのは、はさ

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    2012年10月06日

    Posted by ブクログ

    河野裕子さん、アメリカ暮らしされたとは知らなかった。短歌の人は随筆も美しい。 外国暮らしでの力みのない日々も素敵「ひらがなでものを思ふは吾一人英語さんざめくパスに揺れゆく」。亡くなった後編まれたらしく、お子さん二人選の「河野裕子の歌百首」がいい。

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    2012年04月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1900年代、慣れない外国で生きる河野さんとその家族の生活が描かれている。特にドラマも誇張もなく、自然体の筆調で読みやすい。何気ない日々の中で、家族の心の機微が感じられる。
    特に印象的だったのは、外国の慣れない環境で生きる子どもたちの姿だった。学校が外国人ばかりで、しかも言葉の壁があり、環境に適応で

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    2021年01月28日

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