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ゴーギャンなどの画家、ジャリやアポリネールらの詩人、そしてシュルレアリストたちに見出された画家ルソー。死後ますます評価の高まるその幻視のリアルティは、彼の絵をみた者に忘れがたい強烈な印象を残す。美術史が位置づける素朴派という軛から解放し、世の無理解にあい不遇のうちに逝った天才の謎にみちた生涯と作品の秘密に迫る傑作評伝。
Posted by ブクログ 2011年02月27日
ルソーは圧倒的に変おじさん!
この本はルソーの生涯をたどっている伝記的な本で、ルソーの奇妙な絵の秘密に一歩迫れる研究書でもある。そして分かりやすい。
いわゆる芸術家って感じの奇行や言動によってではなく、むしろ善良さや、税関に勤めていた経歴やきっちりした絵から連想されるように真面目さが目立つ人柄だけど...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月05日
小学生の頃からルソーとダリとモジリアニとベンシャーンが大好きだったのですが、中でもルソーは特別な存在でした。
いま思うと、彼を薄々自分自身の分身であるかのように感じていたのかも知れません。実は私も、世間的には絵が上手な方ではありませんでした。それで、抜群に上手い二人の友達の描いた絵をいつも模写・デ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月23日
謎の多い、画家ルソーの評伝。
「楽園のカンヴァス」を読み、ルソーについて知りたかったので読んだ。
ルソーという人は、捉えどころのない不思議な人物である。
また、とてもお人好しで純粋である。
その純粋さは、常人には理解し難いほどである。
そして、物事に対してだけでなく女性に対してもとても情熱的である。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月09日
夢の世界と言われるルソーの楽園の絵。いくつかあるその絵の根源は何であろうか?その問いに、ルソーの生い立ちから整理して、考察する。楽園のカンバスを読んでみると、スローのヤドヴィガに対する恋心が大きなエネルギーとなっていることがテーマになっている。本書では、その彼女の見ている夢を、ルソーが見ているという...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月19日
ルソーの絵が好きなので、彼がどういう人間だったかも知りたくなって読んでみたが、著者が自由に書いており、時系列がときどきおかしかったり、ルソーの周りの人のコメントを難しい表現のまま引用していたり、知っていて当たり前なのか解説がなく当たり前のように使われるわからない言葉があったりして、私にはわかりにくか...続きを読む
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