沖縄文化論-忘れられた日本

沖縄文化論-忘れられた日本

754円 (税込)

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歴史に翻弄されつつ古代日本の息吹を今日に伝える沖縄文化。その源に潜む島民の魂を画家の眼と詩人の直観で把えた名著

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沖縄文化論-忘れられた日本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太郎と旅してる様に感じる生き生きとした文体ですぐに読み終わってしまった。沖縄が太郎に書かせたんだろうな、太郎も書かされちゃったんだろうな、それが生き生きと伝わってくる。

    読み始めて、なんか上から目線というか距離感のある客観視に違和感を感じたんだけど、この時は返還前でアメリカなんだ、って気づいてから

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    芸術家が考えを言葉にできると、深い洞察と感受性により、ここまで鮮やかにまざまざと、感じたことを表現できるのだと感動しました。言葉もアートです。
    「本土復帰にあたって」は涙がでました。

    0
    2023年01月29日

    Posted by ブクログ

    私が少年の頃は、岡本太郎は奇妙な芸術家だと思っていましたが、この本を読んでたちまちファンになりました。沖縄だけでなく、日本の、ひいては文化芸術全般にたいする目が養われ、いま私自身が芸術にかかわる仕事をしていくうえでの、大事な感覚をもてたと思っています。

    0
    2023年01月26日

    Posted by ブクログ

    岡本太郎が沖縄(八重山地域に関する話が多い)を訪れたときの旅行記と、日本文化に関する論考。
    西洋的な現代美術及びその影響を深く受けた現代日本の美術や芸術は貴族文化がベースとなっているけれど、沖縄の文化(歌や踊り)は生活や労働に根付いたものであり、それが実は日本古来の文化なのではないか、という趣旨の論

    0
    2021年08月06日

    Posted by ブクログ

    公開中の映画「岡本太郎の沖縄」(傑作)の元ネタということで手に取ってみた。

    御嶽(ウタキ)とよばれる森の中の聖域。海辺には風葬の痕跡。

    「久高島にはこのおびただしい死と、ささやかな生の営みが、透明な比重の層となって無言のうちにしりぞけあっている。生はひっそりと死にかこまれ、死が生きているのか、生

    0
    2019年01月27日

    Posted by ブクログ

    ・沖縄の古典舞踊は、べた褒め。日本舞踊や歌舞伎をお座敷芸の影響を濃く受けてゆがんで発達したと批判的。
    ・入浴文化論。日本人が大の入浴好きなのは、身体をきれいに保つという実用的な意味だけではなく、多分に精神的でマジナイ的。毎日ミソギをやっているのだ。というのは面白い。
    ・久高島の風葬。
    沖縄には日本の

    0
    2016年04月19日

    Posted by ブクログ

    芸術家岡本太郎が、何をどう見るか?ということは、興味ふかい。
    岡本太郎の三原則がある。①芸術は、きれいであってはいけない。②うまくあってはいけない。③心地よくあってはいけない。
    岡本太郎は、芸術において、美しいということを拒絶する。心を動かすような激しい芸術を求めている。芸術は、あくまでも人の魂を激

    0
    2013年09月28日

    Posted by ブクログ

    久高島の聖地はぽっかりとして何もないところだった。それがまた、太郎さんの心をひきつけたのですね。芸術家としてだけではない、文化人類学の実践者としての岡本太郎の横顔が浮かび上がる。

    0
    2013年03月16日

    Posted by ブクログ

    沖縄の文化は何もないことから派生した、という考察が鋭くておもしろかった。

    岡本太郎と同じく、島に恋する者として共感、感嘆する。

    他の著書より、言葉のセレクトがウィットに溢れていてグングン引き込まれた。


    岡本太郎が撮った、久高島の風葬の写真で、その習慣が断絶されてしまった事実が、わたしに

    0
    2012年10月13日

    Posted by ブクログ

    現代アートは好きですし、岡本さんの著作は「今日の芸術」も読んでいたんですが、この本がこれほど魅力的だったとは思いもよりませんでした。

    眼を剥いてオカシナ事を口走るオジサン、としか思っていない方は、一読、この文章の水準に驚くのではないでしょうか。

    感心したのは、この本、沖縄文化の魅惑を語りながら、

    0
    2011年09月21日

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