森に眠る魚

森に眠る魚

小説・文芸
605円 (税込)

3pt

東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。あの子さえいなければ。私さえいなければ…。凄みある筆致であぶりだした、現代に生きる母親たちの深い孤独と痛み。衝撃の母子小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    森に眠る魚
  • タイトルID
    :
    232514
  • 電子版発売日
    :
    2013年11月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

閲覧環境

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森に眠る魚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    怖すぎ

    有名な『文京区お受験殺人』をモチーフにした作品とのこと。
    乳飲み子がいる身としては、近い将来身近にこういうことが起こると思うと恐ろしい。ママ友(笑)達ってみんなこんな怖いの?って思うくらい全員鬼。
    生々し過ぎて最後まで目が離せなかった。

    1
    2014年07月15日

    Posted by ブクログ

    1999年、とある地区で出会った5人の母親の関係が、子どもたちのお受験の空気とともに混沌としていく
    母親と子どもたち、その家族と登場人物が多く、なかなか組み合わせを覚えるのに苦慮しましたが、
    読み進めるにつれて、意地や欲が波及していく様に戦慄したり、嫉妬や猜疑心に狂っていく母親たちに恐怖したり、どろどろとした角田ワールドに浸れました
    この意地の張り合い、代理の自己実現って、きっと他人事じゃあないんだろうなぁ…とひやり

    0
    2026年02月01日

    Posted by ブクログ

    話の内容自体は、読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。
    本当に母親同士の世界がありありと描かれていて、読んでいて苦しくなる所ばかりでした。読みながら息を止めてしまっていて、本をとじたら、息がつける感じ。

    なんで人は影響し合うのか、無意識にお互いの世界に入り合うのか。気にしてないと考えながらもその事ばかり考えている。気にし過ぎて、先読みし過ぎて、自分の首をしめる。

    母親や妻という立場にとって「子ども」とか「生活」は、他人からどう見られるかが、ものすごく気になることだと思うし、地雷でもある。だからこそ崩れていってしまう人間関係が見事に描かれてました。

    0
    2025年12月25日

    Posted by ブクログ

    audible⭐︎
    私はこの本好き♡
    登場人物の濃い内面が細かく書かれていて、共感する事も多かった。暗い感情(陰湿)が多いけど、どの感情表現もなにか違う…明るい感情は嬉しい、幸せとそれ以上に表す言葉も少ないと思うが、心の陰の言葉は多い気がした。

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    都内の文教地区に暮らすママ友たちの人間関係を描いた物語で、とても面白く、思わず二度読みしてしまいました。

    二度目に読むと、前半のママ友たちが仲良くなっていくシーンが、後半の怒涛の展開への前振りになっていることがよくわかり、心をえぐられるような感覚を覚えました。

    この作品は、母親たちだけでなく、会社で働いている方々や、広く社会全体にも当てはまる内容だと感じました。新しく知り合う人や、新たなコミュニティにはじめは心が踊りますが、関わりが深くなるにつれて、相手の嫌な面が見えてくることがあります。そうしたとき、コミュニティがまるで暗い森のように感じられることもあるのだと思います。

    働く人は仕事の成果によって上下関係が生まれ、専業主婦の方々は自分の生活スタイルや子どもの教育を通じて、また別の形で優劣を意識することになるのだと感じました。どちらの立場であっても、皆が何かしらのプレッシャーを抱えて生きているのだと思い、改めて「みんな大変なんだな」としみじみ感じました。

    0
    2025年05月24日

    匿名

    購入済み

    ママ友とお受験。怖いぐらい生々しかった。
    決して大袈裟ではないと感じ。自分と相手を比べて、そこから生まれる嫉妬や怒りは誰にでも起こり得る感情。この女性達のように飲み込まれないようにと強くおもいました。

    #ドロドロ #ダーク #共感する

    0
    2025年05月22日

    購入済み

    しみじみと残る後味の悪さ

    幼稚園で知り合った、出身も学歴も経済状況も違うママ友3人と東京に憧れて分布相応なマンションを購入したヤンキーっぽい子のグループが、お受験をきっかけに信念の揺らぎ、疎外感、依存心、妬み、猜疑心と本性をむき出しにして、仲だけでなく自身の精神状態を蝕んでいく、ノンフィクションか?と思わせるリアルな物語。
    母親各々の孤独感と必死な感じが伝わって来て、読んでる間中、背筋が心がゾクゾクした。
    ある意味ホラー。
    ○○ちゃんのママという友達枠は、その期間の中でだけなお付き合いでしかないのを痛感させられる。
    この物語にあるような心情は、女社会では誰しも多少はあるあるな話で、これを男性読者に共感、読み応えを感じさせるのは難しいように思う。
    が、女同士って内情はけっこうドロドロ、面倒臭いを通り越して怖いんだな…を体感してみたい男性は是非!一冊にまとまってます(笑)
    これから新しい環境での幼稚園、小学校入学があるお子様をお持ちの女性読者には、対人関係の距離感といった戒めを含めて読んでおかれると良い指南書にもなりそう。

    #切ない #怖い #ドロドロ

    0
    2022年11月08日

    Posted by ブクログ

    ママ友として仲良くなった5人の話。子どもの幼稚園受験を通じて相手に話さない話が増え、一人ひとりが異なる家庭環境の元で猜疑心や嫉妬が入り交じり、5人の関係性が少しずつ変化していく過程が読んでいてゾクゾクした。
    角田光代は、専業主婦の家庭の描写が本当にうまい。家事をすべてこなし四六時中子どもの世話をする母親と、帰宅が遅く妻の苦労を全然わかっていない父親と、父がいるときはやたら父に懐く子ども、というのが角田さんの作品で度々出てくるけれど、何度読んでもリアルすぎてくぅ~となる(笑)

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    悪人はいない。しかし、自分中心に考え、行動すると不安や疑心が膨らみ行動がエスカレートしてしまう。昨日まで好意を持っていた友人がなにかをきっかけに急に嫌悪してしまう。誰でも、いつでも起きてしまうことではあるが、子供を持ったママ友ってこわいです…

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ



    ママ友同士の人間関係のお話。

    子供達の受験や各家庭の生活レベルの違いなど、他人と自分を比較する事によって起こる悲劇が最大のテーマとなっている。

    とはいえ、人は自分と他人を比較しないことなど出来るのだろうか。
    千花、瞳、容子、繭子、ユリは私自身なのかもしれない。

    例え他人と自分を比較することをやめられなかったとしても、
    自分の生活の中のささやかな幸せをしっかりと受け止めることが出来てさえいれば、このような悲劇は起こらなかったのではないだろうか。



    0
    2026年06月27日

森に眠る魚 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    森に眠る魚
  • タイトルID
    :
    232514
  • 電子版発売日
    :
    2013年11月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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