無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2013年05月11日
「クリスマスが恋人のものになる」「みんながディズニーランドに行くようになる」「みんなが携帯を持つようになる」といった出来事をいろんなデータを集めまくって、著者の体験と実感混み込みで語っている素晴らしい本。
一番面白いのは2章のクリスマスと3章のディズニーランドの話。80年代以前が想像できないくら...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月27日
北田暁大「嗤う日本のナショナリズム」で確か引用されていたので気になっていた。堀井憲一郎というと、僕には「テレビおじゃマンボ」でつまらないクイズコーナーを担当していた人、くらいのイメージしかなかったので、まさかそんな本に引用されるなんて思ってなかった。
読んだ。とても面白かった。良かった。別にアカデミ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月08日
著者は、1958年生まれのコラムニストで、週刊文春にて「ホリイのずんずん調査」を連載中とのこと。本書は、その連載をもとに、80年代から90年代にかけての若者と社会を論じたものです。
雑誌やテレビを丹念に調べ上げることから浮かび上がってくる事実と、実際に見聞きしたこととを重ね合わせながら、時代の風景...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月27日
週刊文春に長期連載の『ズンズン調査』をもとに時代の変化をさぐった本。/「’80年代の入り口は、可能性に満ち満ちまもなく豊かになるだろうと信じ…’89には十年前には想像できなかったほど贅沢に暮らしていた。欲望が僕たちを追い越してしまい、欲望の指し示す道を突き進むしかなかった」→若者に消費を勧める「恋愛...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月03日
物騒なタイトルだけど、1980~90年代の日本の社会風俗史をクリスマスやトレンディドラマ等のユニークな視点と文体で纏めてておもしろおかしい。
それぞれの時代で“若者”がどう扱われてきたかを分析し、「若者であることが得をした時代」と「若者であることが損でも得でもない時代」と「若者であることで損をする時...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月29日
非常に読みやすく、あっという間に読める。
殺しという言葉の与える印象と中身の文体が、まったく乖離している。
クリスマスがなぜ、今のように恋人同士のモノになったのか?
など、興味深い話が綴られている。
タイトルで損をしている。
『1983年のクリスマス』という章を、そのままタイトルにしてもよかったの...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月21日
[ 内容 ]
クリスマスが恋人たちのものになったのは1983年からだ。
そしてそれは同時に、若者から金をまきあげようと、日本の社会が動きだす時期でもある。
「若者」というカテゴリーを社会が認め、そこに資本を投じ、その資本を回収するために「若者はこうすべきだ」という情報を流し、若い人の行動を誘導しはじ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。