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Posted by ブクログ
【本の内容】
僕は作家だ。
だが執筆中の小説はまったく進まない。
たまには本当のことを書きたい。
これはフィクションに疲れたマイナー作家の、ささやかな休暇としての日記だ。
誰にも見せないのだから嘘は書かない。
そういう意味で、僕はこの日記を真実真正日記と名づけよう。
虚と実のあわいを絶妙に描き出す慟哭の記録。
[ 目次 ]
日記の書きはじめ/比々さん/文差点の騒動
新店コンドル/矢村の素晴らしい文学/暴動の予感
猿の不安/執筆の停滞/鈍くさい店でスカタン
ブライトな若者/コンドルの不始末/花火と爆撃狂
嫉妬の感情/撮影所見学/鰻の食べ過ぎで苦しい
言葉が通じない/海もどきの怪/農業の勉強
寂しいおっさん/頭のなかの猿/辺多子さんの「茶漬節」
僕は幕下/バンド名決定/地獄の忘年会
奴隷制復活論/メッセージソングの失敗/串カツ屋で大喧嘩
縁起をかつぐ癖/ふわふわの兄ちゃんとオガタ/比々さんを招待〔ほか〕
[ POP ]
作家町田康が、「真実真正」をうたいつつ、その生活の虚実をつづった「日記」。
引っ越し挨拶に「螺子」という漢字を聞いてくる男や、アイドルグループとの討論会兼演奏会に漂う気まずい空気。
そして「犬とチャーハンのすきま」という名のバンドの顛末など、世間を怒りつつも恐れる男の日々がものがなしい。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
タイトルからしてエッセイかと思いましたけれども、実際は日記風の小説、といったところですかね。主人公はなんとなく町田氏を連想させますけれども、やっぱしフィクション上の人物なのであるからして、町田氏とは別の人物、と考えた方が吉かもしれないですね。
ヽ(・ω・)/ズコー
なんというか、平坦な日常の中にも時折見せる鬱屈とした感じが妙にリアルで、そういや、ボキもこういった気持ちになる時あんなぁ…みたいな共感・共鳴を呼んだのであるからして、少なくとも僕的には良作であった!
ヽ(・ω・)/ズコー
最近の著者の作品はエッセイみたいな小説が多い…という印象を僕は抱いているんですけれども、今作はその中でもかなりずば抜けた! 魅力ある著書に仕上がっているんじゃなかろうかと個人的には思いました。おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー
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