十津川警部 帰郷・会津若松

十津川警部 帰郷・会津若松

628円 (税込)

3pt

3.4

代議士をめった刺しにした男が出所した。12年間動機について黙秘を貫いた男が向かったのは故郷・会津若松。だがそこで彼を待っていたのは度重なる脅迫と尾行。刑務所に唯一手紙を寄越した女と喜多方に行けば同じSL列車内で殺人が。「いよいよ始まったな」十津川は事件の鍵を白虎隊と会津娘子(じょうし)隊に見出した!

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十津川警部 帰郷・会津若松 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2010年10月26日

    最後の十津川マジックが素晴らしかった。また最後まで確証がない結末は読者の想像に任せる形でおもしろかった。

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月27日

    ○出所した男は本当に悪かったのか。会津旅情も感じる義理・義憤ミステリー

    12年前に衆議院議員の水谷を殺害した高木が出所した。しかし郷里の会津へ向かい泊まった宿では脅迫状のようなものが置かれる。すると刑期中に手紙をくれた女の佐々木が現れ、一緒に福島市内や喜多方を回ることになるが、共に乗車したSLで尾...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    白虎隊・会津娘子隊のことがうかがい知れおもしろいです。
    しかし、黒幕へのカマのかけ方がよく分からなかったなあ。
    終盤、警部がゲームをしている感じになるのがちょっと。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年01月08日

    解説に西村京太郎の理想の女性像の話があった。
    会津の中野竹子の話があった。
    凛とした女性だそうだ。

    本編は、中野竹子を崇拝する男の、中野竹子のような女性を思う気持ちを持った男性の殺人事件の動機をめぐる事件になっている。

    著者の思いが重なり合っているだけあって、終盤まで興味深い展開になっている。
    ...続きを読む

    0

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