永遠の森 博物館惑星

永遠の森 博物館惑星

990円 (税込)

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〔日本推理作家協会賞受賞作〕全世界の芸術品が収められた衛星軌道上の巨大博物館〈アフロディーテ〉。そこでは、データベース・コンピュータに直接接続した学芸員たちが、日々搬入されるいわく付きの物品に対処するなかで、芸術にこめられた人びとの想いに触れていた。切なさの名手が描く美をめぐる9つの物語

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博物館惑星 のシリーズ作品

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  • 永遠の森 博物館惑星
    990円 (税込)
    〔日本推理作家協会賞受賞作〕全世界の芸術品が収められた衛星軌道上の巨大博物館〈アフロディーテ〉。そこでは、データベース・コンピュータに直接接続した学芸員たちが、日々搬入されるいわく付きの物品に対処するなかで、芸術にこめられた人びとの想いに触れていた。切なさの名手が描く美をめぐる9つの物語
  • 不見【みず】の月 博物館惑星Ⅱ
    990円 (税込)
    地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館〈アフロディーテ〉。そこには全世界の美術品や動植物が収められ、データベース・コンピュータに直接接続した学芸員たちが、美の追求に勤しんでいた。そんな博物館惑星に赴任したばかりの新人自警団員・兵藤健は、インタラクティブ・アートの展示管理や「不見(みず)の月」なる絵画の盗難にまつわる謎など、さまざまな事件に対処するが──『永遠の森』に続く《博物館惑星》シリーズ第2作。
  • 歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ
    990円 (税込)
    地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大博物館〈アフロディーテ〉は、創立50周年を迎えようとしていた。新人自警団員の兵藤健は、同期で総合管轄部署〈アポロン〉配属の尚美・シャハム、情動学習型AIの〈ダイク〉らとともに、日々の警備任務にあたっていた。いよいよ50周年記念フェスティバルの夜、健は国際的な贋作組織の摘発に臨むのだが──。『永遠の森』『不見(みず)の月』に続く《博物館惑星》シリーズ第3作。第41回日本SF大賞受賞作

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永遠の森 博物館惑星 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年08月22日

    データベースコンピューターの名前がかっこいい。どの話も紆余曲折あるけど、登場人物たちがみんなあまり不幸せにはならないように終わってるところがいい。登場する様々な学問分野の話が物語の説得力とか奥行とかを増させてて、著者の頭の良さがうかがえる。ベストSFなのも納得

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    Posted by ブクログ 2020年10月11日

     2からSFマガジンで読んでいたが、1も1で面白い。こういう、進歩した世界における人の営みに重きをおいて書かれた作品はすごく好きだ。
     1つ1つで起承転結がありつつも、全体として大きな物語を描き出すような形だともっと好みだが、本作は1編の完成度が高く、様々な趣向が凝らされているのでそうでなくとも面白...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月21日

    まず設定に引き込まれる。

    一編毎に程よい読後感がありながら、後半まとめ上げる感じが良かった。

    美とは何か。
    感情とは何か。
    人間とは…といつの間にか考えさせられる本。

    0

    Posted by ブクログ 2017年08月26日

    既知世界における「見物する」の目的語をジャンルをこえほぼすべて網羅する遠未来の博物館惑星を舞台に、学芸員・田代孝弘が出会う事件を描いた連作。

    人に頼られたらむげにはできない優しく苦労性の主人公・孝弘のてんてこまいっぷりに笑ったり、「過渡期の技術」の一言で忘れ去られた往年の先輩に対し

    「可哀想だっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月10日

    先進的なSFのギミックを効かせ芸術に関するモチーフがたっぷり入った連作短編集。絵画・音楽・彫刻・舞踊だけでなく多くの芸術群が登場するが、それらを扱う学芸員は、あるいは人は、どう向き合うのかといった芸術論が展開する。将来ムネモシュネーのようなデータベースやインターフェースが生み出されるのだろうか。それ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月17日

    舞台は地球衛星軌道上、世界のあらゆる「美」を蒐集する博物館惑星<アフロディーテ>で勤務する学芸員の日常がささやかな謎とともに描かれる。サイバーパンクなガジェットもそれで知性体とやりあうわけでもなく。SF版日常の謎とでも言おうか、あくまでも人と人や「美」とは何か、といった言ってしまえば地味なテーマが多...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月20日

    連作集。ネット上にあふれるさかしらな言説を振りかざす方達も、もともとはその対象に純粋な気持ちで関心を持ったはず。学ぶことは大切だし、データベースを充実させていくことも大事だけれども、それらはなんのためのものなのかを忘れてはいけないと感じさせられました。

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    Posted by ブクログ 2022年05月29日

    終始きれいな穏やかな物語だった!

    SFだと聞いて読み進め、あれ?ミステリ要素強め??とちょっと戸惑いました。
    切羽詰まった感じはなく、日常系のような優しい物語が続きます。

    美しい風景がほわ~んと頭に浮かんでくる素敵な小説です。

    感嘆詞として形容詞を使っちゃう美和子さん、わたしも同じタイプなので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月19日

    地球の衛星軌道上に浮かぶ人工惑星。そこは地球のあらゆる芸術品を収容する巨大博物館<アフロディーテ>。主人公の田代孝弘はこの博物館で働くいち学芸員。脳外科手術により、芸術に関する膨大な知識を集積したデータベースに直接接続することができる学芸員は、そのテクノロジーを駆使して収容される芸術品の価値を確かめ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月20日

    芸術を理解しようと探究・分析を進める毎に、美しさからは離れてしまう矛盾。舞台はSF、テーマは芸術、語り口はミステリーだけど、読み終わったら美と愛についての感動的なドラマだった。

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