無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※こちらの作品はブックライブ for Android、ブックライブ PLUS for Android、ブラウザビューアではダウンロードおよびオフラインでの閲覧ができません。
Posted by ブクログ
物語は、著述支援AIを利用して執筆していたつもりが、気づかぬ間にAIによって書かれたものになり変わっていた、という語り手の宣言から始まる。
この、AIを利用しているつもりが、いつの間にかAIに取り込まれてしまっていた、みたいな神林長平の小説でしばしば見るこの設定を最初に開陳されて、どういう話になるのかいきなり身構えることになったのだが、話の内容としては、一言でいえばドタバタ劇っぽい感じだ。
王女を探す侍女シャルと、シャルに王女探しを依頼された大海賊・匋 (ヨウ) 冥、海賊を追うラテルとアプロの海賊課刑事コンビを中心に物語が展開されていく。
ユーモラスな展開に毒気を抜かれながらも、章立てがopen level ~ break in level と表現されていたり、登場人物が数値データとして定義されていたりと、AI仕立てになっていて、どのように話に絡んでいくのかドキドキさせられながらも、後半の展開でその期待を裏切らない。タイトルの『海賊版』ってそういうことかァ~~ってなった。
話も面白かったけれど、キャラクターも好きだな。特に黒猫”型”刑事のアプロ。読んでいる間、頭のなかで、アプロがそれはもう動く動く。ねこの造形がはっきりイメージしやすいからだろうか。首につけたインタセプターで敵を攻撃するときとか、ジャンプしつつ、前脚を首元に縮めながら、からだをくの字に曲げてレーザービームを発射しているアプロの姿がありありと思い浮かんだ。ていうか口の悪い喋る黒猫ってかわいいな。それだけで好きかも。
面白い小説でした。
Posted by ブクログ
久しぶりの神林長平。やっぱこの人の文体はカッコいいわ。カーリー・ドゥルガーの起動シークエンスなんて鳥肌立ちそうだもんな。俺にとって一番カッコいい小説を書くのは、ハードボイルドの作家ではなくてギブスンとこの人かも。全体の構成がスタックになっているところとか、キャラクターを#defineで定義しちゃうところとかも好き者にはたまらん。ヨウ冥はスワップしちゃうし。ガチガチの理系SFとして完璧な雰囲気を持ちながらも、設定としては光と闇の対決するファンタジーとしての柔らかさも持ってて、その上それぞれのキャラクターのドッペルゲンガーが出てくるというんだからまさしく最強・完璧な世界構築。それとドッペルゲンガーには実際に妖精みたいな魔鬼と聖戦士が見えるっていうのもあったな。
アプロやメイシアが可愛いのはもちろんだけど、敵役のヨウ冥も下手な冒険小説よりもよっぽどキャラが立ってる。特に自分を支配しようとする力を認識するために入れ替わるところからは、強靱な意志が感じられるな。やっぱ、これぐらい強烈な奴でないと。一方でラテルとアプロも変な正義感をかざさずに容赦なく殺しまくるところもいいね。
アプロの種族には性が6つあるらしい。どうなってんだろうな。しかも交尾のときに相手をたべちゃうみたいだし。
ラテルがラジェンドラに命令してるところとか読んでると、俺もラジェンドラが欲しくなっちゃう。宇宙船をああいう風に動かせたらいいだろうなあ。ナイト2000みたいなもんだという話もあるけど。
で、ここまで誉めといてなんで★4つかというと、後半ちょっとあっさりしてるように感じたから。あとシャルファフィンもあんまりいい女だとは感じなかった。健気だけどね。
Posted by ブクログ
探してたSF作家神林長平、初読み
入門編ぽいこちらから読み始めてみた
海賊課に所属してる人間のラテルと猫型異星人によるドタバタ系SFシリーズ
海賊課といっても宇宙海賊を捕まえる(殺す?)やつら、かなり権力があるらしく結構横暴で「俺たちは海賊課だぞ」と関係ないやつにまで強気で暴れます
話は面白かったけど難点がカタカナがマジで多く混乱する
人の名前、地名、乗り物、かなり似てる名前が多い上、今回はワープ?した先が全く同じ世界で全く同じドッペルゲンガーがいる世界に入り込む事で同じ名前の奴が2人ずついる(笑)
その中でドタバタやるもんだからマジに混乱、メダパニすわ
俺の読解力次第じゃねーかと言われたらそれまでなんだけど、でもめげずに続編も読むわ
だってセットで買ってしまったからね
話しは面白いのよ
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※こちらの作品はブックライブ for Android、ブックライブ PLUS for Android、ブラウザビューアではダウンロードおよびオフラインでの閲覧ができません。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸