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Posted by ブクログ 2017年10月27日
読書の楽しみは
居ながらにして 異なる国へ
居ながらにして 異なる時代へ
居ながらにして 異なる思考へ
連れて行ってもらえることです
ドイツ文芸はむろんのこと
この世の出来事に博覧強記の
池内紀さん
その池内さんの「ドイツ紀行」
その風景はむろんのこと
建物、川、町、路地
そこにまつわる
歴史、...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月16日
著者が文学者ということで、どんな場所にもどんな歴史にも文学が根を張っているという事実を噛み締めながら読みました。歴史も文学も人間が作るものなのだから繋がっていて当たり前か。ドイツには城や建造物が眩暈がするほど昔から残っていて、それらをこれからも残していくのが当然という雰囲気、新しく町を造るとき(或い...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
もともとは新聞の連載記事だったらしく、1つの町がだいたい2ページ半くらいで収まっていて、とても読みやすい。全部で50以上の町や地域を紹介しているが、読んでいると頭の中にその町の風景が浮かんでくるような、分かりやすい文章で書いてある。内容は町の様子や雰囲気が書いてあって、あとはその町の歴史的な小話が中...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月22日
著者の池内紀氏はゲーテやカフカの翻訳、研究で名高いが、また一流の紀行作家でもあり、その方面での著書も多い。ドイツの町がそれぞれに魅力的なのは、その一つ一つに固有の歴史と文化的背景があり、それが守り続けられているからである。そして、それを支えているのが自治の精神であり、それは州単位などではなく、町や村...続きを読む
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