永遠平和のために

永遠平和のために

1,144円 (税込)

5pt

4.7

【「憲法9条」や「国連」の理念は、この小さな本から生まれた】「戦争状態とは、武力によって正義を主張するという悲しむべき非常手段にすぎない」「常備軍はいずれ、いっさい廃止されるべきである」「永遠平和は空虚な理念ではなく、われわれに課せられた使命である」。1795年、71歳のカントは、永い哲学教師人生の最後に、『永遠平和のために』を出版した。有史以来、戦争をやめない人間が永遠平和を築くために必要なこととは? 力強い平和のメッセージ。【目次】カント先生の紹介/カントの言葉「永遠平和のために」より 翻訳・池内 紀、写真・藤原新也、野町和嘉、江成常夫、英訳・クリストファー・バルザック/永遠平和のために 池内 紀・訳/補説/付録/<永遠平和のために>解説 池内 紀

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永遠平和のために のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月06日

    書店の平積みで見かけ、ウクライナ情勢がある中で気になり購入。
    原書自体、ボリュームが少なく読みやすくして出版されたものとのことだが、本書の前半は文中に出てくる象徴的なキーワードを抜粋し世界各地の写真とともに掲載。
    カントが意図しない意味づけがされてしまう!という批判もありそうだが、個人的にはとっつき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月22日

    高校生くらいからでも読めるが内容は決して空虚ではない。
    モラルと政治は一致しない現実を踏まえても、永遠平和は空虚な理想ではない。

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    Posted by ブクログ 2016年01月13日

    220年前の警世の書。いま書かれたかのようです。
    カントの提言は、わたしたち一市民に、平和のために行動せよ、権力者の戦争好きにブレーキをかけよ、と語りかけてくる。偉大な哲学者の、平和への提言に、乾杯。

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    Posted by ブクログ 2015年11月22日

    世界中の人、とくに先進国の政治家に読んで欲しい。
    これが書かれたあとに起こった世界的な戦争のことを思うと胸が痛い。

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    Posted by ブクログ 2022年03月07日

    かなり読みやすい。後書きにもあったが、編集と翻訳の二人の努力というか、思いが反映された明瞭な翻訳でした。ウクライナ侵攻にあてて。

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    Posted by ブクログ 2018年06月29日

    カントが生きていた時代はおびただしい数の戦争が起こっている.今ほど通信環境が整っていない時代だったと想像するが,それでも様々な情報を入手していたのだろう,第一章は取っ付きやすかったが,第二章はやや難解.解説で当時の状況が詳しく説明されているの非常に参考になった.気になった語句が多かったが,特に&qu...続きを読む

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