登山の誕生 人はなぜ山に登るようになったのか

登山の誕生 人はなぜ山に登るようになったのか

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4.0

古来ヨーロッパにおいて山は悪魔の棲家として忌み嫌われていた。一方、日本人にとっては聖地であり、信仰にもとづく登山は古くから行われていた。だが近代的登山が発祥したのは二百年ほど前のヨーロッパで、楽しみとしての登山が日本で普及するのはそれから百年後の明治末期になってからである。この差はなぜ生まれたのか。日欧を比較しながら山と人の関わりの変遷をたどり、人々を惹きつけてやまぬ山の魅力の源泉に迫る。

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登山の誕生 人はなぜ山に登るようになったのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月12日

    若干理屈っぽく、最後は最近の若者の癒しを求めた登山に苦言を申すところがじじくさくもあったが、それでも得るもの多し。
    私は何で山に登ってるのだろう、と思ったが、ただ楽しいから、という結論。それは田部重治と小暮理太郎が提唱した日本らしい登山であるようす。

    日本らしい登山というのは、山がそこそこ低いので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月01日

    娯楽としての登山が西洋で始まったのは、実はつい最近、200年前の話。それまで山は崇高なエリアとして恐れられていたのです…。西洋と日本とで、人間が山という自然とどのような関係を結んできたのかを思想史的に紐解く。

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    Posted by ブクログ 2019年06月13日

    いつから人間は、またなぜ人間は、スポーツやレジャーとして山に登るようになったか?を歴史的・考証的に解き明かす本。

    アルプスやエベレストのヒラリー(英国隊:NZ人)を引くまでもなく、本場といえばヨーロッパかな~という気がするが、「登山」の歴史から言えば日本なんかの方がよほど早かったらしい(お山参詣や...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月03日

    [ 内容 ]
    古来ヨーロッパにおいて山は悪魔の棲家として忌み嫌われていた。
    一方、日本人にとっては聖地であり、信仰にもとづく登山は古くから行われていた。
    だが近代的登山が発祥したのは二百年ほど前のヨーロッパで、楽しみとしての登山が日本で普及するのはそれから百年後の明治末期になってからである。
    この差...続きを読む

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