登山と日本人

小泉武栄

日本人にとって山は聖地であり、レジャーとしての登山が日本で一般化するのは明治末期だった。日本とヨーロッパを比較しつつ、山と人間との関わりの歴史をたどり、山の魅力に迫る。『登山の誕生』を加筆のうえ改題。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川ソフィア文庫
• 電子版発売日: 2015年05月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

最初はウィキペディアレベルの情報の羅列にうんざりしたが、そういうつもりで流し読むと登山史の概観を得るのには悪くないと思えた。ウィキペディアの情報をこんなにまとめるとしたらかなり労力がかかる。深い情報を知りたければ原典をあたってほしいということなのだろう。