測量船

測量船

1,144円 (税込)

5pt

3.5

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。無限のイメージを喚起するわずか二行の詩「雪」他を収録の第1詩集『測量船』。「乳母車」「甃のうへ」「鳥語」「獅子」等、日本古典の詩風と西欧象徴詩風が混然と融合し、魅了する全92篇(「測量船拾遺」を含む)。新詩の可能性を追究する若き詩人・達治が"現代抒情詩"を展開させた画期的詩集。

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測量船 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    三好達治は大好きな詩人の一人。「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。」  この二行詩『雪』はあまりに有名ですね。

    1
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    私が手にしているのは、昭和46年発行の増補版ですが多分内容は同じだと思います。
    散文の表現が私のイメージと違い戸惑ったがそれなりに味わい深さを感じた。
    ’乳母車’がぐさっと心に刺さった。最後の文だけでも私の心をわしづかみしてしまった。
     母よ 私は知ってゐる
     この道は遠く遠くはてしない道
    読んでよ

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    『雪』のポイントは眠ることによって「今日」が終わること。「今日」が「どこにもない昨日」となる断絶の瞬間ではないだろうか。現在と過去の繋がってなさのようなものを感じた。

    0
    2022年03月08日

    Posted by ブクログ

    詩が、苦手である。
    どう読めばいいのかわからないというより、自分が読んでいるのかわからなくなる。
    平たく言えば、物語のように「読んでいる」実感が湧いてこない。自分が読めていないだけなのかな? とも思うが、それはそれでなんだか悔しい気がしてしまう。困ったものである。

    三好達治。これはその、有名な「雪

    0
    2012年05月06日

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