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Posted by ブクログ
常闇という舞台設定、現代と過去の対比、そして魅力ある登場人物が織りなす物語は短篇集ではなく長編小説としてじっくりと読みたい。が、短篇集であるからこそ想像の余地があり作品の魅力を増しているように思える。
もう一つ面白いのはワーニー・アンサーの著作の翻訳という体裁をとっていることである。これは”訳者”あとがきに至るまでこだわっており、本当にそのような著作、そして常闇という史実が存在していたかのような錯覚を覚えさせる。本として嘘をつけない初出、奥付をみて創作であることを思い出させるほど。こういった仕掛けも物語の真実性を増すのに一役買っているように思う。
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