無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2015年03月10日
国際関係論という新しい学問の入門書です。
特に前半部分は、この学問を志す学生たちへのイントロダクションとしての役割を持っており、E・H・カー以降の基本文献や研究史、国際関係論を学ぶ上での心構えなどが説かれています。後半は、アメリカ、ソ連、中国の3か国を中心に、冷戦体制崩壊後の国際関係の展望が、簡潔...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月28日
自身の学ぶ「国際関係論[International Relations]」は、何をもってその定義とするかの説明が難しい分野である。でも、どうやら政治学を軸に社会(心理)学と歴史学を絡めるような学際的な研究へと進むことになりそうだ。
戦後政治、冷戦史を学ぶにあたって、民族が違いが即ち紛争の原因とならな...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月08日
国際関係論とはなんぞやということから、特に中国に注目した国際関係を概観する。地域研究と密接に関わり合う学問だとか、複数のディシプリンからなるだとか、比較研究が重要だとか、個人的にはとっつきにくくて苦手だなという印象を前半部からは受けたが、後半部、著者の専門である中国について記述したあたりからはかなり...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月15日
第三章までは「国際関係論」が一体どんな学問なのかを説明していて興味深かったのですが、第四章から突如として中嶋氏自身も批判している「国際問題の事情講義」になってしまった感があります。もっと著者自身の経験を絡めて国際関係論とは何かを論じて欲しかったです。中嶋氏は『政治の弁証』『大衆の国家』『大衆の反逆』...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月03日
国際関係論という学問がよく分かっていなかったので、購入し読んでみた本である。
当初自分は、国際政治と似ている学問なのかと思っていたが、実際は出来て日の浅い学問であり、学際的に色々学ぶことができる学問である。
しかしその分、この学問を修めるにはなにか一つの分野に特化して、それから国際関係論を修めること...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。