英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語

ビジネス・実用
902円 (税込)

4pt

「日本人は英語が苦手だ」という通念など、信じるに足らない。かつての日本には、驚嘆すべき英語の使い手がいた。日本にいながらにして、英米人も舌を巻くほどの英語力を身につけた〈達人〉たちは、西洋かぶれになることなく、外国文化との真の交流を実践した。岡倉天心、斎藤秀三郎、野口英世、岩崎民平、白洲次郎ら、十人の「英語マスター法」をヴィヴィッドに紹介する本書は、英語受容をめぐる日本近代文化史を描きだす。

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英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2000年の刊行なのに、(著者の一人ノリツッコミを除けば)古臭さを感じない。完全ド正論の英語学習本と言える。
    帰国子女でもないのに、英語ネイティブも舌を巻くほどの英語力を身に付けた、近現代の偉人たちを特集。英語教師でもある著者の学習論も交えており、今回沢山メモを取らせていただいた。

    思えば教材が満足に揃っていなかった時代。原書を必死に読み込んだり自ら師匠を探したりと、今以上に苦労が絶えなかったのは確かだ。しかしその分、10名とも質の良い英語をものにしたと自分は見ている。
    著者曰く、ネイティブから「貴方の英語は上手だ」と言われているうちはまだ初歩の段階にあって、上達するにつれて何も言われなくなるらしい…。
    今まで逆だと思っていたし、その理論でいくと偉人たちは、最終的に何も言われなくなっていることになる。

    刊行時以来、実用英会話(いわゆる「生きた英語」)がもてはやされる風潮は変わっていない。しかし英語の成り立ちや構成・文法といった土台を外しても、英語を使いこなせていると言えるのだろうか。
    この問いに少しでも引っかかった方は、彼らの英語人生で答えを見出していただきたい。

    新渡戸稲造(国際連盟事務局次長)、岡倉天心(美術思想家)、斉藤秀三郎(英学者)、鈴木大拙(仏教学者)、幣原喜重郎(第44代 内閣総理大臣)、野口英世(細菌学者)、斎藤博(外交官)、岩崎民平(英学者)、西脇順三郎(詩人)、白州次郎(実業家)。

    こうやって書き出してみると、職業に結構なバラつきが見られる。でも忘れてはならないのが、全員英語の達人であること。誰がどう凄いのか、素人目線では全然見分けがつかないというのが正直な感想である。
    英語とは縁のなさそうな鈴木大拙は禅を世界に広めた立役者だし、斉藤秀三郎は一度も日本を出た事がないのに、立派な英辞書や文法書を編纂している。
    そして、白州次郎のラスボス感…!笑 前の9名と比べてガリ勉の印象はなかったものの、人間関係でキングズ・イングリッシュを磨き上げ、戦後GHQと渡り合った。GHQ(アメリカ英語)への手紙に、堂々と英詩の表現を挟んでいたのにはゾクっとしたなー…。

    「ああしろ、こうしろと口やかましく言わず、相手がそのまま模倣してよいような生活をする。これは、語学の学習にそのまま通ずる心掛けと言えましょう」(第7章 岩崎民平)

    英語はコミュニケーション・ツールの一つに過ぎないが、それを極めるというのは、自分と一体化することに等しいのかなと思う。
    斉藤秀三郎には、特に感銘を受けた。ある時は「てめえたちの英語はなっちゃいねえ」と、イギリス人役者に英語で一喝した。またある時は、「あなたのシステムで英語を研究すればどんな本が読めるようになるのか」という質問に対して、「あなたはどんな本を読みたいのか」と返した。

    日本語の時と変わらず自分の言葉で訴えたい内容を伝え、難易度よりも自分が読みたいかどうかを優先する。
    土台から学んできた英語が、自分と一体化していく…。これぞまさに、「生きた英語」ではないか?

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    まえがき

    新渡戸稲造
    岡倉天心
    斎藤秀三郎
    鈴木大拙
    幣原喜重郎
    野口英世
    斎藤博
    岩崎民平
    西脇順三郎
    白洲次郎

    クロノロジカル・チャート
    参考文献
    あとがき

    0
    2023年04月01日

    Posted by ブクログ

    偉人達のなす技であり到底我々凡人には真似できる芸当ではない。その上で彼等の姿勢、気概には学ぶべきところが多く定期的に自戒の意味で読み返している。

    0
    2020年01月02日

    Posted by ブクログ

    あとがきにあるように、英語を通じて日本近現代史を読み直す内容。
    達人たちの英語力に圧倒されるのはもとより、驚くほど読みやすい文章でグイグイ引き込まれた。
    そして日本のために奔走する偉人の姿に憧れを覚えた。

    0
    2017年06月04日

    Posted by ブクログ

    英語が切り口だが、人生への真剣さがひしひしと感じられた好著。自分も自分の道を極めようと思えた。まだまだ甘い。

    0
    2017年05月16日

    Posted by ブクログ

    what sort of "nese" are you people ?
    are you chinese, or japanese, or jvanese ?

    we are japanese gentlemen.
    but waht kind of "key" are you ?
    are you a yankee, or a donkey, or a monkey?

    岡倉天心がカッコイイ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    明治から昭和時代における、日本史上に誇る英語使い達の伝記集。

    著者は人選の基準として、留学経験のないことを挙げているが、皆、天才すぎて全く勉強法の参考にならない。

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    日本人の英語教育の問題は良く指摘されるが、その中から天才的な英語の達人が時に現れる。10人の達人たちの生涯は英語学習のヒントになるか。

    新渡戸稲造、岡倉天心、齋藤秀三郎、鈴木大拙、幣原喜重郎、野口英世、斎藤博、岩崎民平、西脇順三郎、白洲次郎。

    留学しないと語学は身につかないような印象があるが、本書に紹介される人物の多くはほぼ独学で英語を修得している。学習法や環境より才能が求められるのかもしれない。

    だがネイティブを前にひけをとらない態度ひ痛快。

    中央公論に連載されたもの。

    0
    2022年01月30日

    Posted by ブクログ

    昔の人の泥臭い努力エピソード読んでやる気出そおもたけど、どっちかというと泥臭さより天才みが深すぎてウザかった。いや、そんなん無理やん。

    0
    2020年12月19日

    Posted by ブクログ

    もう昔から英語習得の方法は確立していたのだと、改めて思い知らされます。
    音読やるべし!
    達人はその勉強量が常人には想像も出来ないくらいですが、方法はマネできます!
    ヤル気でる本です!

    0
    2019年03月07日

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