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Posted by ブクログ 2009年12月30日
私が読んだ中で、最古の恋愛小説(というか、エッセイというか…)。
和泉式部はそこまで階級の高い家の生まれではないですが、
歌の才能があり、美しかったことで
親王兄弟と次々恋愛関係になります。
(この本は孤独に過ごしている式部へ、
弟の親王が連絡をとるところからはじまります)
なんとなく…境遇は、源...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月01日
これは日記なのだろうか、物語なのだろうか。
愛する宮の死後、「夢よりもはかなき世の中を嘆きわびつつ明かし暮らす」女のもとに、故宮の弟・帥の宮から橘の花の一枝が届けられる。
亡き人を思い出させる花橘の香りに、女は、
「薫る香によそふるよりはほととぎす聞かばや同じ声やしたると」
(あなた様は昔の人の香...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
定家は明月記で、1054年の超新星爆発について言及している。実を言えば、もっと大きく、もっと華麗な爆発はその少し前に起きた。和泉式部という女が生まれ、恋し、死んだ。その結果うまれた和歌と日記文学は今日でも観測できるまぶしさを放っている。平安文学に和泉式部がいなかったら、紫式部がいなかったのと同じくら...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
物語でした。主人公「女」は今は亡き恋人を忍んで生きようとしているが、その恋人の弟「宮(敦道親王)」に言い寄られる。宮との10ヶ月に及ぶ歌のやり取りの結果、「宮」に迎え入れられ、女房となるが、その結果、宮の正妻北の方は怒って実家に帰ってしまうという話。 とても情緒溢れるたおやかなやり取りですが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月10日
実はこの本、資源ごみの日にご近所さんが捨てるところをもらってしまったもの・・・
なんかもったいなくって。貧乏性~(一緒に土佐日記ももらった)
和泉式部といえば恋多き女。
なんてったって夫がありながら冷泉天皇の第3皇子である弾正宮と恋におちた人。
それが原因で離婚し、親からも勘当される。
なのに彼は...続きを読む
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