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Posted by ブクログ
再読。
✦黄石英(シトリン)
✦白磁(ビスク)
✦水先案内(カノープス)
✦万華鏡(カレイド・スコープ)
…言葉の一つ一つがきらきらと輝いていて鉱石倶楽部のお菓子や鉱石は、その原石の輝きや香りまでもが伝わってくるような気さえしました。
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些細な事で喧嘩をしてしまった銅貨と水蓮が仲直りをする場面と、銅貨が兄の藍生と展望室へ昇る場面がとても印象的。
度々2人の前に現れる謎の美少年…“自動人形”と噂されていたけれど、“自動人形”と疑っていた水蓮も目の中に石が入っていたり、何日も食事をしなくても平気だったり…案外、水蓮も自動人形だったりして…
……そう思わせる程浮世離れした存在というのも彼の魅力の一つですね。
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ライカという名前の煙草。
調べてみると、実際に存在していたらしく、パッケージの画像を見て私も一目惚れしてしまいました…。もう手に入らない代物なのが惜しいです。
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作中で、銅貨と水蓮が天体議会の招集でロケットや星座の観測をしているのをみて、私も今冬は地元のプラネタリウムに友だちを誘って、一緒に星を観ようと思いました!
Posted by ブクログ
あまりにも少年たちの関係が危うげで、途中何度も頁をめくる手を止めてしまった。
銅貨は気づいていないが、恐らく誰よりも愛されているのが銅貨本人である。
水蓮と藍生の間に漂う親密さも、元はといえば銅貨という存在に根ざしているのではないか。
銅貨と水蓮の仲直りのシーンは、長野作品の中でも指折りの名場面だ。
この先きっと、これを超える『仲直り』と出逢うことはないだろう。
続く少年たちの糖菓の交換は、思わず見ているこちらが照れてしまう。
今回は再読で、初読は中学生の頃だった。
あのときは終わり方に寂しさを感じたものだったが、今はそうは思わない。
……それにしても藍生さんの不器用さと捻くれ具合には苦笑いをしてしまう。
藍生さんもまだまだ子供ということだろう。
Posted by ブクログ
鮮やかな文章とファンタジーな物語に心が煌めく。
独特な言葉の使い方と価値観を文章で描く物語に憔悴する。
この物語は星と鉱石、友情や家族などを描いているが背景にある近未来的な暖かい街並みや建物を文章内で感じられる。
女の子が大好きな心がときめく夢物語の世界観。
かと言って読んでいて子供向け限定の本とは言い難い。
子供から大人まで様々な視点でこの物語を楽しむことが出来る。
冒頭で述べたように星と鉱石をその物語に住む人達は憧れと宝物のような眼差しで大切にしている。
この鉱石たちの名前がまた可愛らしい。
そして現代のように収集するのがゲームソフトとかの俗世的なものではないことがまた良い。
珍しい鉱石を収集するのが自慢であり一種のステイタスなのがまたより物語の雰囲気を暖かい夢物語に仕上げている。
そして星を愛でることも。
著者の独特な価値観のもとで、このような可愛らしい物語が紡げるのだろう。
それ以外にもこの物語の魅力はたくさんある。
家族や友達への嫉妬や寂しさなども、この著者が描くと生々しくもない可愛らしい言動や行動として映る。
普段重くて暗い話を好む私にとって完全な異空間を体験する物語。
そして好きな物語。
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小説・文芸
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