西行 月に恋する

西行 月に恋する

1,870円 (税込)

9pt

3.2

和歌で名を成す西行は、流鏑馬の達人で蹴鞠もこなす。文武両道に秀で、雅俗両面の西行の青春期に焦点を当てて、平安末期のドラマチックな時代の中で生きる姿と待賢門院璋子との恋を描く。

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西行 月に恋する のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年02月25日

    権力争いの時代に違うところで生きた西行法師の物語。中宮への言いようのない思慕を全面に押し出すことなく、理性的に彼女とその彼女の大切なものを憂え支えた姿が印象的だった。ただし妻子を捨てたのはちょっと残念。
    三田誠広の世界。大変読みやすい。

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    Posted by ブクログ 2020年03月02日

    西行と待賢門璋子との恋を中心として描く。西行の生い立ち、待賢門璋子の苦悩など、人生の行く末と和歌が重なり、すごく感銘をうけました。

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月08日

    途中に区切りがないので、読んでいて疲れてしまいました。
    時代背景が難しかったですが、そのわりに読みやすかったです。
    確かに恋愛小説という感じですが、もう少し二人のからみが欲しかったように思いました。
    西行がどんなことをした人なのか、知りたくなったので他の話も読んでみたくなりました。

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月23日

    恋愛小説といえばいえるのかもしれないが、自分的には流転小説、もしくは説得小説のような印象をもった。政治を肝の部分を動かすのが、後白河帝や平清盛のような有名な人物ではなく、説得に長けた情報感度の高い信西入道というところが興味深い。全体的に読みにくいのは、背景と情景と心象の説明のバランスが、自分の好みと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月21日

    平安末期、白河院の養女であり、鳥羽院の中宮の待賢門院璋子に仕えた西行(佐藤義清さとうのりきよ)は和歌・流鏑馬・蹴鞠など文武両道に優れた武士であった。璋子に心酔した義清は出家し璋子の志をかなえるために奔走していく。史実をもとに西行の若い頃を中心にした内容であった。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    西行若かりし日、中宮待賢門院たま子へのかなわぬ恋を月に託した恋慕の物語。平安末期のどろどろした宮中の覇権争いは、今の神経ではとても理解できないが、平家と源氏の闘いに至る不穏な空気が渦巻く時代の面白さを垣間見た。

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