炎立つ 参 空への炎

炎立つ 参 空への炎

814円 (税込)

4pt

大敗を喫した源頼義・義家は謀議を尽くして巻き返しをはかる。安倍一族の内紛、出羽清原氏の参戦で安倍貞任・藤原経清の苦闘がつづく。陸奥の運命を担う2人の男は大きな炎となって空を染めようとしていた。源氏と安倍氏の存亡をかけた凄絶な戦いが、戦さ場に生きる人々の愛と哀しみをたたえながら始まる。(講談社文庫)

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炎立つ のシリーズ作品

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  • 炎立つ 壱 北の埋み火
    712円 (税込)
    陸奥の豪族安倍頼良(よりよし)の館では息子貞任(さだとう)の婚儀が盛大に始まった。平将門の乱が平定されてすでに100年を越え朝廷は蝦夷(えみし)たちを俘囚(ふしゅう)と悔るばかりだった。源平の武士たちの台頭を前に東北の地に黄金の楽土を築こうとした藤原氏の夢がこの夜大きな炎となって燃えあがる。著者渾身の大作歴史ロマン全5巻刊行開始!! (講談社文庫)
  • 炎立つ 弐 燃える北天
    858円 (税込)
    黄金の輝きが招いた戦乱を制した安倍頼良・貞任父子だが朝廷は源氏の総帥源頼義を陸奥守(むつのかみ)として任命した。安倍一族と源氏の永い宿命の戦いがいま始まる。朝廷側に身を置きながらも、蝦夷たちの真実に触れ、藤原経清(つねきよ)はもののふの心を揺さぶられる。後に「前9年の役」と歴史に記される戦いへと時は流れる。(講談社文庫)
  • 炎立つ 参 空への炎
    814円 (税込)
    大敗を喫した源頼義・義家は謀議を尽くして巻き返しをはかる。安倍一族の内紛、出羽清原氏の参戦で安倍貞任・藤原経清の苦闘がつづく。陸奥の運命を担う2人の男は大きな炎となって空を染めようとしていた。源氏と安倍氏の存亡をかけた凄絶な戦いが、戦さ場に生きる人々の愛と哀しみをたたえながら始まる。(講談社文庫)
  • 炎立つ 四 冥き稲妻
    902円 (税込)
    仇の子となり奥州藤原氏の栄華を開いた忍ぶ男の戦い。安倍が滅び、出羽の清原一族が治めることとなった奥六郡に藤原経清の妻結有は忘れ形見の清丸とともに留まっていた。清原の嫡子武貞の妻としてである。亡き兄と夫の志を胸に秘め敵方の一族として忍従の戦いを続ける母子の前に源義家が陸奥守として現われる。清原一族の確執が「後3年の役」の嵐を呼び起こす。(講談社文庫)
  • 炎立つ 伍 光彩楽土
    836円 (税込)
    朝廷に背き、蝦夷(えみし)の側に身を投じて戦った父藤原経清、叔父平永衡の名を継いだ清衡は源義家の力を借りて乱を治め、藤原に姓を改めて平泉に黄金の都を築いた。堂塔を建て勅使を迎えて栄華を誇る孫の秀衡の許に源氏との宿縁が3たび影を落とす。壮大なスケールで描く、傑作歴史小説ついに完結! (講談社文庫)

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炎立つ 参 空への炎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年10月16日

    前九年の役終結。源頼義、義家に、出羽清原氏が協力し、ついに安倍一族は滅びる。藤原経清は最後まで武士らしく振る舞い、安倍貞任とともに討ち取られる。
    軍事力、防衛、全て考えれば、安倍一族がこうも簡単に滅ぼされるとは、と考えてしまいます。やはり、背景には、裏切り、悲しみがあるのですね。

    0

    Posted by ブクログ 2017年06月03日

    あれほど強固だと思われた阿部の柵たちが、1つのきっかけで次々と落とされて、遂には経清、貞任までも。。。
    史実で結末が決まっているとはいえ、魅力的な人物たちが退場するのは無念です。

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月07日

    誰かがすべて悪いというわけじゃなくて。それぞれの思いが擦れ違っている所が切ない。
    登場人物も見所もすごく多い。擦れ違った思い達が繋がり、滅びが訪れる。
    ☆←ブログの方は纏め切れていませんが(汗)。

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月07日

    前九年の役終了。貞任側に感情移入して読むせいかずっと嫌なヤツと思ってた源頼義が、最後の最後でちょっと好きになった。

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    Posted by ブクログ 2012年10月31日

    2012-116
    経清と安倍一族の最後。
    一族の結束を破られるとこんなに脆いものなのか。
    悲しい結末。

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月25日

    ・安部貞仁と藤原経清、また清丸の運命は如何に。この大河長編小説も3巻目で大きな転換を迎える。安部一族の思わぬ弱みは「血」を争うことの思惑からくる。
    ・平泉の世界遺産登録間近に迫り、奥州藤原氏のルーツを感じるのに格好の名著。

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    Posted by ブクログ 2010年04月21日

    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2009/2/9〜2/15
    陸奥守の任期が切れかけた頼義は、出羽の清原を味方につけ、安部一族の内紛から切り崩しに成功。任期ぎりぎりで攻勢にでる。守る安倍側は衣川を捨てて、厨川柵での決戦を選ぶ。後に前九年の役と呼ばれる合戦がこの巻では描かれる。高橋作品に出てくる男ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    頼義はあきれるほどむかつくが一周してその執念に舌を巻いてしまう。
    瑞乃も流麗や貞任の弱さと強さがなんというかもどかしさと供にとても愛しかった。とくに厨川に行ってからの。貞任と経清のラストは蝦夷の鑑!!
    読んでから、大河ドラマのこのシーンを思い出しました。炎立つだったのか!と今分かる。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    そして炎は一度、燃え尽きる。安倍の栄華は源氏の下に。けれど、本当に『勝った』のは、果たして源氏なのか、それとも…?

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    内容(「BOOK」データベースより)
    大敗を喫した源頼義・義家は謀議を尽くして巻き返しをはかる。安倍一族の内紛、出羽清原氏の参戦で安倍貞任・藤原経清の苦闘がつづく。陸奥の運命を担う二人の男は大きな炎となって空を染めようとしていた。凄絶な戦いが源氏と安倍氏の存亡をかけ、戦さ場に生きる人人の愛と哀しみを...続きを読む

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