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Posted by ブクログ 2019年03月11日
なんだこれ!めっちゃおもしろいじゃないか!
というのが率直な感想。こんなおもしろい小説に出会えてラッキーだ。
この小説を見つけたのは些細なきっかけだった。
古文の授業で『奥の細道』をやった。
この紀行文の中に、作者の松尾芭蕉が、奥州藤原氏の跡を訪ねて涙を流す「平泉」という箇所がある。
説明...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月20日
念願だった平泉を観光できることになり、行きの道中で読み始めた。
作品の当時から長い年月が経過しているものの、登場する場所の雰囲気が想像できるだけに臨場感をもって読むことができ、とても贅沢で楽しい経験になりました。あまり記録か残っていないという奥州の歴史ですが、高橋氏がどのような世界を見せてくれるか楽...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月09日
ミステリー、SF、伝奇と言った分野が多い高橋克彦氏であるが、正統的歴史物語である。と言うのもNHKの大河ドラマの原作として書かれているからだ。陸奥の藤原三代は歴史的にも有名だが、この物語はその一代前、当時蝦夷と呼ばれた安倍貞任に共鳴した藤原経清から始まる。大和朝廷にとって陸奥とは何だったのか、源氏と...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月17日
私を歴史好きにさせてくれた作品。
とにかく、経清、貞任がかっこいい。
漢のなかの漢!!!というかんじ。
蝦夷から見た歴史、という観点は新鮮であったし、中央の歴史以外の歴史が日本にはたくさんあったんだろうな、と思わされた。
戦、戦、戦…。
戦っても戦っても、まだ戦い続ける人間の悲しさというものも感...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月02日
奥州藤原氏の誕生と滅亡までの歴史小説。
第一巻は、朝廷側の陸奥守藤原登任 v.s. 蝦夷の安倍家。
東北がこれほど豊かだったこと、そして、朝廷配下の勢力ではなく、蝦夷がなぜこれほどまでに豊かだったのかは、驚きを感じた。
朝廷から見た蝦夷と蝦夷から見た朝廷という構図が面白い。
安倍頼良が藤原登...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月16日
奥州藤原氏の繁栄から終焉を描いた、歴史小説です。
平安朝の頃、朝廷の権力に追従する形を取りながらも、独自の政治と文化を花開かせた、奥州藤原氏。
その基礎を築いた、藤原清衡と阿倍貞任に、敵対する源賴義・義家親子。武士として誇り高く生きた人達の、敵対しながらも互いを尊重する武士道の美しさに、感動します。...続きを読む
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