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Posted by ブクログ
元朝日新聞記者である著者がしるした、トヨタ、トヨタ自動車の教育体制、人事評価制度、そして働いている人の有様などが綴られている。
少し前のほんのなるので、創業家の豊田章男氏が社長になるかもしれないと書かれているだけで、どうなるかはわからないと書かれてあるが、かなりトヨタをよく書いている本であると思われる。
とはいえ、冷静にみてみると、これだけ大きな企業でありながら、派手さがなく、物作りに実直であると言うことは、見直されるべき企業価値がトヨタにはある。
何よりも響いたのは、トヨタインスティチュートなる大学などの教育システムではなく、関連企業が火事に見舞われ、ほぼシェア100%を握っていた生産がストップしたときに、周りの関連企業が助け合い、生産を始め、最終製品である車の生産が、数日しかストップしなかったと言うことである。下請けの会社は、競争相手であるとともに、共創相手としての関係性が成り立っているのである。
さらに、トヨタに勤める人たちの人間臭さ、評価システムが単純な数値管理ではない点など、大いに学ぶべき点もあった。ただし、その裏側には、徹底したコスト削減や、効率化などを行うという習慣があり、それらをクリアした上での評価システムなのだろうと思うのであった。
脱車社会になりつつある昨今、トヨタの動きから目が離せない。
Posted by ブクログ
本書を読んだ感想は、知らなかったことがたくさん載っている参考になる本であるということだ。
地元に住んでいるので、知っていて当然かもしれないことを、仕事であまり関係がないと知らないままでいる。
新聞記者ならではの視点で集められた情報がある。
「トヨタ以上にトヨタらしく」という節では、デンソーのことを紹介している。
たしかにそうだ、ものづくりへの集中力はデンソーの方が上かもしれない。
デンソーが電気自動車を作ったこと、5ゲン主義を打ち立てたことなどの紹介はない。
何が本質的なことかは立場が異なるが、割と表面的なことが多くはないだろうか。
豊田家にしても、1代1起業の紹介がなく、大政奉還を記述している。
ジャーナリストらしいスマートさというのだろうか。
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