ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
立て籠もり現場にピザを届けることになったバンドのリーダー、伊庭亮太。だがそこにいたのは、腰の低いおっさんだった。託されたメッセージ。奇しくも今夜は大切なライブの日。だけど困っている人がいたら助けなければならない。おっさんと亮太の長い一日が始まる。次々くり出される意外な展開が止まらない! (講談社文庫)
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
面白すぎました。。 第一部が終わって、え??ここからまだなんかあるの? って思ったら、 まさかのそれが描かれるなんて。。 横関さんの作品はミステリー×感動って感じで、 本当に最高です。
ピザ屋とおっさんの不思議な絆に思わず涙。 内容は決して濃くないが、とにかく心がほっこりする。 横関さんの作品はどれも好きですが、読みやすさとあたたかさからこの作品が一番好きです。
おっさん どこ行ったんだよ。 一部が 終わり 二部が あった時 まだ 続きが あるんだ。 すごく うれしかったです。 ピザ 運び屋 拳銃 キーポイントは いろいろあるが わたしとしては 「一等賞」。 これですね。 てっきり 横関ワールドなら 東京タワーで 助けた 親子が 2部でも 出て...続きを読むくると思ったのですが。 残念 出てきませんでした。 ところで ヒーローは 誰だったんですかね。 亮太 おっさん それとも。 途中の 1000万円の 使い道 私は わかりました。 皆さんも わかりましたよね。 もうすぐ ルパンの娘も 始まりますし。 ますます 横関ワールドから 目が 離せませんね
バンド活動をしつつバイトでピザ屋の配達をしている亮太。困った人が居ると助けずには居られない亮太。配達先で立てこもり事件に巻き込まれそこでおっさんに出会う。 おっさんとの関係がとてもよい。テンポよくどんどん読めて面白くとてもよいお話だった。
これがデビュー2作目と解説で知った。再会よりこっちの路線の方が好き。最後は切ない場面もあるけど、きっと良い方に向かって行く予感がする。主人公の最後の台詞が素敵です。
古くはコナン・ドイルが生んだ 名探偵シャーロック・ホームズとその助手ワトソン、 ハードボイルドの巨匠レイモンド・チャンドラーの傑作『長いお別れ』から フィリップ・マーロウとテリー・レノックス、 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』から ジョバンニとカンパネルラ、 村上春樹初期三部作『風の歌を聞け』『1973年...続きを読むのピンボール』『羊をめぐる冒険』から 僕と鼠、 花村萬月の傑作『ブルース』から ギタリスト村上とホモのヤクザ徳山、 三浦しをんの 『まほろ駅前多田便利軒』から 多田と行天、 金城一紀の『フライ,ダディ,フライ』 から スンシンとおっさん、 長野まゆみの『少年アリス』から アリスと蜜蜂、 漫画だと池上遼一の 『サンクチュアリ』 から ヤクザの北条と政治家の浅見、 映画だとフランシス・フォード・コッポラの『アウトサイダー』『ランブルフィッシュ』、 リュック・ベッソンの『グラン・ブルー』 などなど(ふ~っ)、 男×男の絆の文学(映画)に滅法弱い自分には この小説はまさにツボ! (しかし、このテーマで語りだすと 止まらんくなるな~笑) バンドマンをしながら ピザ屋の配達の仕事で生計を立てる主人公が ひょんなことから監禁立てこもり現場に ピザを届けることになり、 謎多き人質のおっさんと いつしか絆を深めていくストーリー。 映画『ダイハード』の例と同じく、 巻き込まれ型の物語は 次が予測できないから面白い。 困った人を見れば助けずにはいられない男気ある主人公だからこそ、 見ず知らずのおっさんの境遇にシンパシーを感じて ピザ屋がそこまでするか?(笑)という危険を次々と冒し、 読む側を同じようにハラハラドキドキさせてくれる。 そして読んでいて心地いいのは おっさんのキャラがミステリアスなんやけど、 飄々としていて どうにも憎めない点(笑) 映画『ミッドナイト・ラン』の デニーロとチャールズ・グローディンの関係に似て 二人のやりとりがどこかユーモラスに映るからかな。 前述したハードボイルド小説の金字塔『長いお別れ』では ギムレットが 主人公マーロウとダメダメな親友テリー・レノックスを繋いでいたけど、 本作ではピザとチャーハンと 行間の隙間から聞こえてくるロックが 凸凹コンビの絆を繋ぎ いい小道具になってます。 約束を守るために影で奔走する 『真のヒーロー』の姿に 誰もが目頭を熱くするだろうし、 (コレは読んでのお楽しみ笑) 本を丁寧に丁寧に 読み進めた者だけが最後に味わえる 胸を打つカタルシス。 クソったれのリアルな現実も こういう小説があるから 明日をまた信じてみようと思えるんよなぁ~(笑) 音楽好き、または男同士の絆を描いた小説が好きなら 必ずハマりますよ!
再読! トンデモな設定なのですが、疾走感があってサラッと読めます。一気読み推奨! おっさんのキャラが好きです(*^^*)
初めての横関大さんの作品。 主人公の性格のせいもあってか立てこもり事件ですら瑞々しさを纏いながら物語は進みます。 久しぶりにこういった作品を読みました。解説にも書いてありましたが伊坂さんぽさを私も感じました。 心温まる、エンタメ。 たまにはありだなぁ、と。 とっても綺麗なお話です。 作者さんは人を...続きを読む信じているのだろうな。
おっさんに翻弄された。 好感の持てる主人公にシュールな文体?で引き込まれる。 最後にはちょっと泣かされた
「横関大」のミステリ作品『グッバイ・ヒーロー』を読みました。 『ピエロがいる街』に続き「横関大」作品です。 -----story------------- ピザを届けるのが俺の仕事だ。 それがたとえ、拳銃を持った男が立て籠もっている場所でも。 立て籠もり現場にピザを届けることになったバンドのリ...続きを読むーダー「伊庭亮太」。 だがそこにいたのは、腰の低い「おっさん」だった。 託されたメッセージ。 奇しくも今夜は大切なライブの日。 だけど困っている人がいたら助けなければならない。 「おっさん」と「亮太」の長い一日が始まる。 次々くり出される意外な展開が止まらない! ----------------------- 意外な展開が愉しめるテンポの良い巻き込まれ型のミステリ作品でした… 非現実的な展開と、エンディングにやや物足りなさを感じましたが充分愉しめるレベル、、、 困っている人がいたら助けずにはいられない… 主人公「伊庭亮太」の人の良さが魅力と、地味で目立たないけど意外な活躍をみせる「おっさん」の二人が印象的な作品でした。 バンド活動をしながら、宅配ピザのアルバイトをしている「伊庭亮太」は、困っている人がいると放っておけない性分で、配達先では喧嘩の仲裁から水道の修理まで、色んなことに巻き込まれてしまう… そんなある日、指名の配達の仕事がありピザを届けにいくと、警察と名乗る男たちに拘束され「立てこもり事件がおきているスナックにピザを配達して欲しい」との要請を受ける、、、 「亮太」が指名された理由は、ピザ屋のホームページに顔写真が掲載されており、警察官がピザ屋に扮装することを防ぐためだった… 「亮太」が、そのスナックにピザを届けると、受け取ったのは、ごく普通のサラリーマン風の「おっさん」だった。 これをきっかけに「亮太」は犯罪に巻き込まれ、しかもひとつの事件が終わっても次から次へと事件に巻き込まれていく… そして、立てこもり事件の人質だった「おっさん」の意外な正体が徐々に明らかになり、「亮太」もまた、持ち前の度胸と機転で次々と難局をのりこえていくという、スリル満点、スピード感たっぷりの展開です。 「おっさん」は一見、うだつのあがらず、目立たないサラリーマン風の小太り男なんですが、実は金さえ払ってもらえば何でも運ぶ「運び屋ジロー」という裏の顔をもっており、しかも、運び屋になるまでには辛い人生があったことが判明… 年下の「亮太」に対しても常に敬語で、ほんとに普段は冴えないのですが、ひとたびことが起こればガラリと印象が変わる人物、、、 「亮太」は「困っている人がいたら助けなければいけない。それが俺のルールなんだ」と言う父親譲りの性分で、仕事そっちのけで人助けをして、バンドの運命がかかった大切なライブの時間がせまっていても、「おっさん」を放っておけず奔走してしまうんですよね… そして、「亮太」と「おっさん」の二人は友情に近い絆が感じられる関係にまでなっていきます。 しかし、「おっさん」の正体と罪を知った「亮太」は、「おっさん」に自首を勧め、二人の居場所に警察を呼び寄せますが、間一髪のところで「おっさん」は逃走… 大型スクーターとともに海に転落してしまいます、、、 ここで第一部が終了し、第二部は8年後からスタート… 以前に「おっさん」に頼まれて「亮太」がピザを届けた女の子「遥香」の視点で物語が展開します。 「遥香」はそのときに「亮太」にもらったバンドのCDを聴き、「亮太」のバンド「チキン・ランナウェイ」のファンになっていた… そして「チキン・ランナウェイ」は押しも押されもしないメジャーバンドになっており、ライブ会場を訪れた「遥香」が偶然「おっさん」と出会いますが、その場で起きた事件に二人は巻き込まれていく、、、 「亮太」を守るため、二人の取った行動は… この後の展開は、何となく先が読めてしまい、もうひとひねり欲しかった感じでしたね。 でも、物語のテンポが良く、キャラクターに好感が持てて、事件は起こるけれど殺人はなくて、ちょっと泣ける感じで好感の持てる作品でした。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
グッバイ・ヒーロー
新刊情報をお知らせします。
横関大
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
ルパンの絆
メロスの翼
沈黙のエール
アカツキのGメン
偽りのシスター
炎上チャンピオン
帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木
彼女たちの犯罪
「横関大」のこれもおすすめ一覧へ
▲グッバイ・ヒーロー ページトップヘ