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Posted by ブクログ 2012年04月27日
大崎善生を読むと小説の醍醐味は中身の内容だけではないことに気づかされる。
このロックンロールというなんの中身の無い小説が面白く感じるのは、1行1行の文章がとても緻密で、計算されていて、繊細で、優しくて、突き刺さるような言葉の集合体だから。
この小説の中でも語られていたが、
「なんでもいいからひと...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月28日
なぜだろうか?この著者は私と同じ様な恋愛経験をしてきたのではないかな?と感じる。文章を読んでいると、言葉に共感でき、過去の甘酸っぱい思い出が甦ってくる。著者が言葉を磨いているからだろうか、文章を読んでいると癒される。文章を読むことが楽しいと思う数少ない著者一人。でもこの本を読み終えた後、ストーリーは...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月12日
うーん、やっぱり私はこの人の小説が好きだ。
世界観とか、そんな大袈裟なものじゃないかもしれないけど
ちょっとしたところでとっても近いものを感じ、嬉しくなる。
ロックンロールの教え。
諦めないこと、悔やまないこと、振り向かないこと。
転がり落ちる石ころのように、運ぶままに身を任せる。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
最近の作家さんで唯一読み続けているのが大崎善生です。
作品のトーンは毎回似ているんですが、でも、読み出すとしみこむように文章が頭の中に入ってきて、さくさくと読み続けることができます。
この作品の主人公が語った言葉にそのヒントが。
「僕にとっての小説の感動は、ストーリーや感情の起伏というよりも、も...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月31日
思春期に読み、今も心に残っている。
あんまり文体は好きではないですし、さして深みも感じられなかったです(何様なんだ俺w)。
ですが
「凡人だけどなんとか抗いたい、小さなロック魂をいつまでも持ち続けたい」
というわかりやすいメッセージが、なぜか頭に残ってます。何か自分の心にひっかかるものがあるので...続きを読む
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