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Posted by ブクログ
小乃原笙子(おのはら しょうこ)は歌舞伎の家の娘。
母と兄を失い、大物歌舞伎役者の父とは折り合いが悪く、家を出ている。
笙子は、15年前に10歳で死亡した兄の音也(おとや)を絞め殺す夢を何度も見る。
ある日、子供の頃、音也とよく遊んだ、という若手歌舞伎役者・中村銀京(なかむら ぎんけい)が笙子の前に現れ、音也の死に疑問を抱いている、と言った。
“その子”が歌舞伎にかかわらなかったら、または歌舞伎の家に生まれなかったら、こんな悲劇は起こらなかったのかもしれない。
離婚をした母親に新しい恋人が出来た“その子”も、生物学的(?)医学的(?)に少し特殊なケースで生まれた“その子”も、話し合いや周囲の理解を得て、幸せに(あるいは普通に)成長して行くこともできたはずだが…
謎が解けて、意外な理由に驚いたが、笙子視点で読んできて、彼女に冷たく当たっていたように見えていた人たちの秘めてきた苦しみと戸惑いにも気づく。
笙子と京介が少しでも理解し合い、新しい関係を築けたらいいなと思う。
Posted by ブクログ
笙子は大物歌舞伎役者の娘。
15年前に、跡取り息子として期待されていた音也がなくなった後に引き取られたが、女の子では役者にはなれない。
音也の首を絞めようとする悪夢を見る笙子は、何があったのか不審に思っていた。
子供時代に別荘で音也と仲良くしていたという中村銀京という大部屋役者に出会い、奇妙な点のある音也の死について調べ始める。
おりしも子役の少年が劇場でなくなるという事件が起きる。
女形・瀬川小菊の知り合いの探偵・今泉文吾に調査を依頼することになるが…
桜姫東文章の舞台をからめながら展開する〜封印された過去を巡る切ない恋の物語。
平成14年単行本化された物の文庫。
2007年の大ブレイクについてファンの嬉しい悲鳴?の後書きが詳しいです。
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小説・文芸
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