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木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島を訪れた。友人から勧められた日本人が経営するホテルは「リピーターを受け入れない」ことが特徴だという。淳平が表情豊かな島を満喫しようとした矢先、同宿者がホテルのプールで溺れ死ぬ事件が起こる。直後にはバイク事故でもう一人が……。このホテルには「なにか」がある。最後のページまで気が抜けない、不穏な空気に充ちた傑作ミステリーの新装版!
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Posted by ブクログ
軽い気持ちで読み始めたが最後、近藤さんの文はノンストップで読みがちです。 止まらない、じゃなくて、捲るページを止められない面白さ。 舞台がハワイだったのですが、想像するハワイでは無かったので、変わった旅行を楽しめた気分でした。
ハワイ島の郊外の古いホテルで長期滞在をしている木崎は、過去の恋愛で大きな傷を負っていて、人間としての尊厳も誇りも奪われ、生きる希望もなくしている。 オーナーの和美は、木崎よりも15歳年上で、美人でもない人妻だが、深い関係となり、さらりとした和美の明るい性格に包まれていくうちに、木崎は恋愛感情に気づく...続きを読むことになる。 これは純粋なミステリー小説というより、恋愛小説にミステリー要素をスパイスとした話だ。 誰か殺されるのではというハラハラ感もないし、読者を謎解きに誘導するようなミステリー感も少ないが、どこかアガサクリスティの小説の舞台にいるような気分になって、私は面白かった。 最後に伏線を回収して、なるほどと気付かされた。
ホテルで事件が起こるという設定が好きなのに加え、「このホテルの客は皆、嘘をついている」というキャッチコピーに惹かれて購入しました。 物語が長すぎず、難しい文章では無いのでとても読みやすかったです!スラスラと読めます。 舞台であるハワイの自然豊かな光景が繊細に描写されていて、まるで自分もハワイにいるよ...続きを読むうな感覚になりましたし、ハワイに行ってみたくなりました☺︎ そんな美しくゆったりとしたハワイで流れ始める不穏な空気や不可解な事件にゾクゾクします。特にラストの展開は衝撃的でした。
甘美なミステリー。 ミステリーをよく読む人ではないので普通がどうかわからないですが、少なくとも最初に人が死ぬまではミステリーということを忘れて、旅と人情の話と勘違いしたほど。 でも人が死に始めてから、色々な方向から恐ろしさが襲いかかってくる、不思議な体験でした。 そんなに白黒ハッキリしたエンディング...続きを読むではないですが、人生って意外とそんなもんかもね。
ホテル・ピーベリー
心に傷を負った主人公はハワイ島のホテルへ。 ハワイの空気、ホテルの心地いい雰囲気、宿泊客の人間模様、主人公の心情の変化に読みふけり、ミステリであることを忘れかけた頃… 宿泊客の突然の事故死をきっかけに不穏な空気に! 人間ドラマとミステリを楽しめました♪
#エモい #ドキドキハラハラ
めっちゃハワイ行きたくなった! ゆったりとしたハワイの雰囲気も味わいながら、後半の展開がおもしろすぎてほんまに一気読みしちゃった☺️ 結末は飛び抜けて驚く感じではなかったけど 主人公のつかみどころのなさと 小児性愛的な狂気と好意が恨みに変わっていく表現が怖くて良かった!
どんな謎が隠されてるのか、ギリギリ最後まで出てこないから「このペースでエンディングに間に合うのか」と心配してしまった。 そのくらいスーと読めたのは、飽きさせない展開がいいペースで登場するのと、割とアッサリした終わり方だったから。 自らのミステリー嗜好に気付けたかもしれない。 坂本さんオススメの中で3...続きを読む冊目のミステリー。 どれも面白いし普段はどうやって本を選んでるのか気になる。 次会った時に聞いてみたい。
2024-4 仕事を辞めて手持ち無沙汰に過ごしていた主人公・木崎淳平は友人から勧められて、日本人が経営するホテルのあるハワイ島を訪れる。 泊まれるのは1度きりのそのホテルで穏やかな日常を過ごしていたある日、宿泊客のひとりがプールで溺死する事件が起こり、不穏な空気が漂い始めて───。 “このホテル...続きを読むの客はみんな、嘘をついている。” 特徴的な帯に目が留まり、手に取った今作。序盤はハワイでの休暇を穏やかに過ごし、宿泊客と交流し……と平和な時間が流れる。所々に主人公の過去の謎や、宿泊客のちょっと怪しい雰囲気に(ん?)と思いながらも、サクサクと読み進めていた。景色や食事(特に朝ごはんと珈琲)の描写や、天体写真の話などが、文字で読むだけで情景が浮かぶようで、こちらも穏やかな時間を過ごせた。 事件が起きてから解決に向かうまでが気になりすぎて、一気に読んでしまった。面白かった。結末はあまり読めなかったけれども、少しずつヒントはあったんだなあと。 主人公目線で物語が進むので、そういうタイプは感情移入してしまうのだけど 、途中でおおお……ってなる。読み終わって冷静に考えたらなかなかに癖の強い主人公だったな。
ハワイにある「リピーターを受け入れない」ホテルで起こる不可解な溺死事件やバイク事故の真相とは。読みやすく情景が浮かぶ物語は読み始めたら抜け出せない一気読み必死の傑作ミステリー。
前半全く気乗りしなかったが、 一つ目の事件が起こる辺りからは没入し 一気に1日で読み終わってしまった。 違う形で過去から逃げ出した主人公と桑原さんが 違う形で現実に向き合っていく。 救いがあるようでない、 でも2人は確実に逞しくなっていく そんな2人にいつしか愛着を感じていく。 先入観無しで読んだ方...続きを読むが良いと思います。
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近藤史恵
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