マリアビートル

マリアビートル

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

★2022年、ハリウッド映画化!!★
主演:ブラッド・ピット
監督:デヴィッド・リーチ(『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』)
邦題:『ブレット・トレイン』(原題:BULLET TRAIN)

★英国推理作家協会賞(CWA賞)翻訳ミステリー部門 ショートリスト作品(最終候補作)(英題『Bullet Train』)

殺し屋シリーズ累計300万部突破!
東京発盛岡着、2時間30分のノンストップエンターテインメント!

到達点幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。
小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の!
『グラスホッパー』『AX アックス』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。

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マリアビートル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎の殺し屋シリーズでも最高作品
    蜜柑と檸檬が好きだったな
    飽きることなく読める
    登場する全殺し屋が好きになる

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    舞台は東北新幹線。乗客は、殺し屋など、わけありの人たちで、それぞれの思惑が意外な形でぶつかり、交錯し、心理戦、頭脳戦が繰り広げられていきます。
    個性的な殺し屋がいろいろ登場するのですが、なかでも特にわたしが好きになったのは、二人組の殺し屋「蜜柑」と「檸檬」です。
    文学好きの蜜柑。
    『きかんしゃトーマス』好きの檸檬。
    二人は蘊蓄を交え、哲学的ともとれる言葉を口にします。
    「こういうキャラクターが好きでしょ?」と作者にわたしの心を読み取られたかのように、楽しくておもしろい気持ちにさせられる二人組でした。
    そのほか、興味深いキャラクターの中に、悪魔的な少年「王子」がいます。王子は、明確な答えの出ない質問を、試すように、見下すように、大人たちに投げかけます。
    「どうして人を殺してはいけないの」
    わたしは逆に「どうして人は人を殺してしまうのか」と、殺し合う殺し屋たちの物語を読みながら考えてしまいました。
    そこで、この小説のタイトル「マリアビートル」です。
    殺し屋の一人が、てんとう虫を見ながら、マリアビートルという英語での呼び名について思いをはせる場面があります。小説の中で味わったほうがいいと思うので、ここでは詳しく書きませんが、殺す側の心の中に繊細な感受性が描かれていて、いいなと思いました。

    文庫本の残りのページが少なくなり終わりが近づいてもハラハラ感が増し、「これ、ページ足りるの?」「懸念していた問題は解決するの?」と心配になりながら没入して読みました。そして、無事に読み終わり「おみごとでした」と思いつつ、本を閉じました。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    ウオオオオアアアアアアーーッ!!!!!
    読み終わるのが嫌だった作品は久しぶりだ!!
    分厚さに怯えずに読もう!!読んで!

    0
    2026年09月16日

    Posted by ブクログ

    今までになく、登場人物の一人に「早くやられないかな」思ってしまった。伊坂さん作品に出てくる人って、基本憎めないのに。珍しい。
    話題に出てきた殺し屋が沢山出てきて情報盛りだくさん。面白かった。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    トリプルセブンから来ました!
    P524「たとえば、自分は明日、誰かに殺されるかもしれない、となったら、人間は経済活動に従事できない。そもそも、所有権を保護しなくては経済は成り立たないんだ。そうだろう?自分で買ったものが自分の物と保証されないんだったら、誰もお金を使わない。そもそも、お金だって、自分の物とは言えなくなってしまう。そして『命』は自分の所有しているもっとも重要なものだ。そう考えれば、まずは、命を保護しなくては、少なくとも命を保護するふりをしなくては、経済活動が止まってしまうんだ。だからね、国家が禁止事項を作ったんだよ。殺人禁止のルールは、その一つだ。重要なものの一つ。そう考えれば、戦争と死刑が許されるのも簡単だ。それは国家の都合で、行われるものだからだよ。国家が、問題なし、と認めたものだけが許される。そこに倫理は関係ない」
    →どうして、人を殺してはいけないのか?という哲学的な問いに、個人的に今のところ一番しっくりきている回答で、禁止することが国家の拡大・発展に資するからということかなと。組織や社会の拡大・発展を目指す、ってとこでちょっと生殖記の議論ともつながってくるかなと思ったり。後は、ジェノサイドでも語られてたが、同種同士で大量に殺し合いをしている種族が動物界に他になく、ホモ・サピエンス同士が例外的であるのも個人的には感情的な理由としてはあると思うけど。
    P125そもそも、自分の価値観にしっかりとした基準や自信を持っているものは多くない。特に年齢が若ければ、その価値の基準は常に揺れ動いている。周囲に影響を受けずにはいられないのだ。だから、王子はことあるたびに、確信を匂わせ、侮蔑や嘲笑を口にした。すると、それが主観を超えた客観的な物差しとなり、相手との立場を明確にすることがよくある。「あの男は、何らかの基準を持ち、判定ができる人間なのだ」と他の人間たちが認めてくる。頼んだわけでもないのに、そのような扱いを受ける。ある集団の中で「価値を決めるもの」というポジションに立てばあとは楽だ。野球やサッカーのような明確なルールなどないというのに、友人たちは、王子の判定を、審判のそれのように気にかけてくる。
    →小川哲のゲームの王国にも同じような論法があったが(彼は、クソ問答という言い方をしていたが)、一定のポジションをゲットしてしまえばあとは皆が勝手にその人がエライと思いこむという性質についてであり、ここでは断定的な物言いをすることで、インフルエンサーという優位なポジションに立てるといっている。ホリエモンとか、何の根拠もなく(あるのかもだが)物事を断定してくれる人は、多くの価値観が揺れ動く大衆にとっては「楽」なんですよね、脳死でついていけばいいから。「今の時代にベンチャーに行かないなんて、アホなの?」って言われてもさ、その時の状況や個人の性格やら多種多様なな背景を無視して言い切ってるだけで、誰しもに当てはまるものでは全くない、と冷静に考えればわかるはずなのに、それが判断できなくなってしまう。上出遼平氏もどっかで言ってたけど、人の悩みなんてそんなに簡単に解決できるものじゃないって、物事を断定して「これをやれば絶対成功します、幸せになれます」って断定してくる人はまず疑ってかかった方がいい、ってことをまずはみんな認識した方がいいよね。
    P131おそらく、と王子は思う。自分になにか特別な才能があるとすれば、それは、本を読解する力に秀でていたことだろう。本を読み、内容を嚙み砕くことで、語彙が増え、知識が増え、一層読解力がました。本を読むことは、人の感情や抽象的な概念を言語化する力につながり、複雑な、客観的な思考を可能にした。
    →優秀だなと思う人に結構共通しているな、と思われるのは読書量が多い(若しくはかつて本を大量に読んだことがある)というのが結構相関関係高いと思う。東大の友人も、読書(国語)は他の教科にもすべてつながる、数学や社会だって問題文を読解しないと始まらない、から読書は受験含め生きてく上で有用、といっていたのが印象的。とはいえ、読書家が必ずしも幸せになるというわけではないもの示唆的。個人的には西加奈子氏が良くいっているように、つらい世の中、生活の中で「読書は救い」という感覚かな。
    P322「人はね、周囲の人間の影響を受けて、行動するってことだよ。人間は理性じゃなくて、直感で行動する。そして、自分の意志で何かを決断しているように見えても、まわりの人間から刺激や影響を受けている。自分は独立した、オリジナルな存在だと思っていたところで、グラフを構成する一員にすぎないってこと。いい?例えば、誰かが、『自分の好きなように行動していいですよ』と言われたら、まずどうするか分かる?」
    「他の人を窺うんだよ」
    「好きに行動していい、と言われたのに、だよ。自由意志で行動していいのに、他人を気にするんだ。特に、『正解がはっきりしなくて、重要な問題』ほど、人は他人の答えを真似する。可笑しいでしょ。でもね、ひとはそうできてる」
    「僕はね、そうやって人が知らないうちに、大きな力にコントロールされているのが好きなんだ。自己弁護や正当化の罠にかかって、他人の影響を受けながら、人は自然とある方向に進んでいく。それを眺めているのが、楽しい。そのコントロールを自分が出来たら最高。そう思わない?ルワンダの虐殺だって、渋滞による事故だって、うまくやれば、僕にも起こせる」
    →スティーブ・ジョブズの言ってたfollow your mind(自分の心に従え)は、絶対やめてちゃんと考えて人のアドバイスも聞いた方がいいって誰かが言ってたな(誰が言ってたか忘れた)。要は、自分の心・自由意志なんて、youtubeやtiktokで流れてきている動画とかに影響されたり、自分の狭い世界の中で影響を受けた上での意志なんだから、たいてロクなもんじゃない、って、マジでその通りだなと思った。内館牧子氏も「養老院より大学院」で言ってたけど、やらない後悔よりやってする後悔の方がいい、みたいなことがロマンチシズム的に語られるけど、やってする後悔を甘く見ない方がいい、家族や仕事などの影響もしっかり考えて備えて相談したうえで行動しないと、大きなしっぺ返しが来ます。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    電子書籍で読んだ。

    なんて面白い本なんだ!!!
    ストーリーの構成はもちろん登場人物全員味がありすぎる。

    0
    2026年08月25日

    な

    購入済み

    良すぎる

    登場人物全員好き過ぎて苦しい。蜜柑と檸檬好き過ぎる。何度でも蘇って欲しい。読み始めたら止まらない。殺し屋シリーズでダントツで好き。というか伊坂幸太郎作品で1番好き。、

    #ドキドキハラハラ #カッコいい

    0
    2025年11月07日

    QM

    購入済み

    数か月にわたってちびちび読んでて今日やっと読了~!!殺し屋まみれの新幹線なのにどこかシュールで気が抜けてるのが伊坂ワールド。マリアビートル、ふむふむそういうことか~ってなった

    0
    2025年04月24日

    購入済み

    相変わらず

    紙でも読んだけど、売ってしまったから電子書籍で買っちゃった。
    息継ぎしないで読むとはこのことだろう。

    0
    2015年11月10日

    伊坂幸太郎作品の中で一番面白いかも。

    0
    2013年11月04日

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